目 次
8 万円前後で買えるノートブックの特徴
予算 8 万円前後で購入できるノートブックはコストパフォーマンスが高く、さまざまなタイプのものが販売されています。この価格帯は比較的選択肢も多いため、パソコンを購入する目的をはっきりさせた上で最適な 1 台を選びましょう。
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コストパフォーマンスが高くなっている
1990 年代後半から 2000 年台前半まで、パソコンは 1 台あたりの平均価格が 15 万円~25 万円前後と高価な製品でした、しかし、年々価格が下がっており、高性能かつ低価格というコストパフォーマンスが高いパソコンが増えています。
JEITA が発表した出荷実績によると、2020 年に出荷されたパソコンの 1 台あたりの平均価格は約 7 万 5,000 円です。従って、8 万円前後は売れ筋の価格帯であることが分かります。格安モデルでは 2 万円台~5 万円台のものも販売されていますが、そのような製品はスペックが低く、動作が重くなりがちです。
8 万円前後の製品なら格安モデルより性能が高く、動画編集や 3D ゲームをはじめとしたハイスペックなパソコンが求められる使い方をしない限り、スペックに不安を感じることはありません。
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用途に合わせて選択できる
8 万円前後の予算を確保できれば選択肢が広がり、利用目的に合わせて適切なノートブックを購入できます。一例として、以下のようなパソコンも選択肢に入ってくるので、ぜひご参考ください。
・ビジネス向け:主に事務作業やメールチェックに使うことを目的としたノートブック
・学生向け:学校への持ち運びやレポート作成に使うことを目的としたノートブック。バッテリー駆動時間が長いものなども多い
・一般向け:3D ゲームや動画編集などの重い処理を必要とする用途を除き、さまざまな目的で使うことを想定したノートブック8 万円前後ではクリエイター向けパソコンやゲーミングパソコンを購入するのは難しいものの、それ以外の用途に目を向けると多くの製品が販売されています。
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新製品も購入できる
用意できる資金が 8 万円前後であれば、最新世代のパーツを搭載したパソコンを購入可能です。予算が少ないと型落ち品やセール品に目を向けたくなるかもしれませんが、最新パーツを使用したパソコンは、同ランクのものであれば型落ちのものよりスペックが高いことがほとんどなので、積極的にチェックしましょう。
ただし、最新世代のミドルレンジモデルと 1 世代前のハイエンドモデルを比較すると、後者のほうがハイスペックなこともあります。1 世代前の型落ち製品もチェックしつつ価格とスペックのバランスを考慮すると、より自分にマッチしたノートブックを購入可能です。
最新パーツが必ずしも前世代のものよりスペックが高いとは限らない点にも注意しましょう。レアケースですが、Intel® Core™ i9-10900K と Intel® Core™ i9-11900K のように、最新世代のパーツにもかかわらず前世代のものよりコア数が少なく、マルチスレッド性能が低くなる例があります。
8 万円前後で買えるノートブックのスペック目安
パソコンを購入する際の予算が 8 万円前後で十分かどうか判断するには、どの程度のスペックのものを購入できるのか事前にチェックすることが必要です。モデルによって多少の差がありますが、おおよそ以下のようなノートブックを購入できます。 下記のスペックを備えるノートブックなら、多用途に使えるのでコストパフォーマンスを重視する方におすすめです。向いている使い方と向いていない使い方は以下の通りですので、購入前にぜひご参考ください。 自分がノートブックを購入する目的が下記の「向いている使い方」に含まれているなら、8 万円前後の製品を選ぶのがおすすめです。一方で、「向いていない使い方」に含まれているなら、予算を増やしてさらに上位の製品を検討しましょう。
CPU | Intel® Core™ i3/i5/i7 AMD Ryzen™ 3/5 |
メモリ | 8 GB~16 GB |
GPU | CPU 内蔵グラフィック NVIDIA® GeForce® MX450 |
SSD | 256 GB 以上 |
ディスプレイサイズ | 13.3 インチ~15.6 インチ |
向いている使い方 | 向いていない使い方 |
事務作業 ブラウジング メールの送受信 ブログ執筆 Web サイト作成 プログラミング |
3D ゲーム 動画編集 3D CAD |
8 万円前後で買えるノートブックの選び方
自分にピッタリのノートブックを購入するためにも、事前に選び方を確認して必要な知識を学ぶのがおすすめです。 ここからは、予算 8 万円でパソコンを選ぶときのチェックポイントを 5 つご紹介します。どのパソコンを購入すればよいのか迷ったときや、見当をつけたパソコンを本当に購入してよいのか判断できないときはこれらのポイントをひとつずつ考慮しましょう。
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画面サイズや重量を選ぶ
画面サイズや重量は携帯性に影響します。ノートブックを外出時に持ち運ぶ機会が多いなら携帯性に優れた小型・軽量なものを、自宅で使う機会が多いなら操作性に優れたものを選びましょう。画面サイズや重量を確認するときの基準は以下の通りです。
目的 ディスプレイサイズ 重量 頻繁に持ち運ぶ 11 インチ~14 インチ 1.3 kg 以下 自宅に設置 15 インチ台以上 2 kg 以上でも問題なし 大型のノートブックは重くなるため、携帯性を重視するならコンパクトなものを選びましょう。自宅で使うのがメインで持ち運ぶことがほぼないなら、重量を気にする必要がなくなるので大型のノートブックも選択肢に入ります。
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画面の種類を選ぶ
一度に表示される情報量を重視する方や、高画質の動画を楽しみたい方は画面の種類にも気を配りましょう。画面関連で最初にチェックしたいのは解像度です。ノートブックの画面には以下の種類があるので、あらかじめチェックして自分好みのものを選びましょう。
解像度 アスペクト比 パネル方式 光沢 ・FHD (1,920x1,080)
・WQHD (2,560x1,440)
・4K (3,840x2,160)・16:9
・16:10・TN
・VA
・IPS・ノングレア
・グレア上記のようにさまざまな画面の製品が存在しますが、8 万円前後で販売されているノートブックの主流は次の通りです。
・解像度::FHD (1,920x1,080)
・アスペクト比:16:9
・パネル方式::TN もしくは IPS
・光沢:ノングレアTN パネルは安価で応答速度が速いものの視野角が狭いというデメリットがあります。IPS パネルはコントラストが高くハイクオリティな映像を楽しめますが、応答速度が遅い傾向があります。それぞれの特徴を理解し、使い方に合ったほうを選びましょう。
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CPU を選ぶ
CPU はパソコンにおいて処理・演算を担当するパーツで、頭脳に相当します。CPU の性能はパソコン全体のパフォーマンスを大きく左右するため、スペック不足に陥らないように十分な性能を備えたものを選びましょう。
8 万円前後で購入することを前提にするなら、快適な操作を実現するためにも「Intel® Core™ i5 以上」もしくは「AMD Ryzen™ 5 以上」のものを選択するのがおすすめです。これ以下の性能のパソコンを購入すると、軽い作業では問題なくても少し重い作業を行うと動作が重くなって快適性が損なわれてしまうかもしれません。
より上位の Intel® Core™ i7/i9 や AMD Ryzen™ 7/9 はさらに性能が高く、快適な操作性を実現できますが、その分高価なので 8 万円前後で購入するのは難しくなっています。
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メモリを選ぶ
メモリは RAM とも呼ばれ、パソコンが処理を実行するときにデータを一時的に保存するパーツです。Windows 搭載パソコンでは、メモリが不足すると本来メモリに保存される内容を SSD にスワップアウトします。
SSD の動作速度はメモリより大幅に遅いため、スワップファイルが発生するとパソコンの動作速度が大幅に低下してしまうので注意が必要です。
8 万円前後で購入できるノートブックに搭載しているメモリの容量は 8 GB もしくは 16 GB ですが、中には 4 GB のものもあります。快適に使用するためにも、購入時は 8 GB 以上のメモリを搭載したものを選択しましょう。
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ストレージを選ぶ
ノートブックのストレージには SSD が使用されていますが、動作方式によって SATA 接続のものと NVMe 接続のものがあります。SATA 接続の SSD は読み書きが遅く、NVMe 接続のものは速いので、快適性を求めるなら NVMe 接続の SSD を搭載したノートブックを選びましょう。
激安ノートブックには SSD の代わりに eMMC と呼ばれるストレージが搭載されているモデルがあります。eMMC もフラッシュメモリを使用したストレージですが、SSD と比較すると読み書きが大幅に遅いので注意が必要です。
8 万円前後のパソコンに eMMC が搭載されていることはほとんどありませんが、念の為にチェックすることをおすすめします。
まとめ
ノートブックの購入予算に 8 万円ほど確保できると、一般向け・ビジネス向け・学生向けなどのさまざまなものから自分に合ったものを選択できます。 ゲーミングパソコンやクリエイター向けパソコンなどを購入するには予算が不足しますが、事務作業やプログラミング、ブラウジングなどがメインならスペック不足を感じることはありません。 レノボでは 8 万円前後のノートブックを豊富に取り揃えていますので、購入を検討している方はぜひチェックしてみてください。セール商品などもありますので、タイミングが合えばよりスペックが高い製品をリーズナブルにご購入いただけます。 購入後のサポートも充実しており、いざというときのサポート体制を重視している方にもおすすめです。
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