目 次
小型デスクトップとはどんなパソコン?
「小型」と表記されるパソコンには、明確な基準があるわけではありません。一般的なサイズよりも小さいものを意味していると考えて良いでしょう。判断基準となる概要をご紹介します。
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小型デスクトップパソコンとは
本体の中に複数のパーツを搭載し、据え置き型として構成されたものが通常のデスクトップパソコンです。「小型」と呼ばれるタイプは、本体そのものがコンパクトに設計されています。小さい本体の中にパソコンに必要なパーツを搭載し、設置場所を問わないことが魅力です。
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小型デスクトップパソコンの大きさ
小型デスクトップパソコンの大きさに定義はありません。たとえば、手のひらに収まるほどの超小型タイプは「NUC (Next Unit of Computing)」と呼ばれており、デスクの上に置けるほどのサイズです。
スリム型やミニタワー型も通常のデスクトップよりはコンパクトで、本体の大きさをあまり気にすることなく設置できるでしょう。
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小型デスクトップパソコンの性能
小型デスクトップパソコンは通常のデスクトップパソコンに比べ、スペックが低くなりやすい点は注意が必要です。パソコンは本体が大きいほどスペースが生まれ、熱対策のためのファンも大きくなります。加えて、パーツ同士の距離を離すことで、熱の干渉を低減しているのです。
しかし、近年では高速処理が可能なストレージや最新の CPU を備えた小型モデルも多数登場しています。スペック次第では通常のデスクトップ型にも負けないパフォーマンスを発揮するモデルもあるため、性能面ではあまり心配しなくても良いでしょう。
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小型デスクトップパソコンの価格
価格はエントリーモデルからハイエンドモデルまで豊富にあり、数万円の機種や 10 万円を超えるモデルもあります。なかには、文庫本程度の超小型デスクトップパソコンがあり、10 万円を切る価格で購入可能です。
サイズや性能によっても価格は変わりますが、通常のデスクトップパソコンに比べると、小型デスクトップパソコンには比較的リーズナブルになる傾向があります。
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小型デスクトップパソコンの種類
種類を大きく分けると、組み立てやセットアップがすべて終わっている「完成品」と、OS やメモリが入っていない「ベアボーンキット」の 2 種類があります。購入してすぐに使用したい方は完成版がおすすめです。
一方で、ベアボーンキットは自分の好みでパーツを選べることが魅力といえます。CPU やメモリ、ストレージを追加で購入すれば、オリジナルの 1 台に仕上げることも可能です。主にマザーボードや電源などのパーツは最初から組まれているので、1 からパソコンを自作するよりも難易度が低いといえます。
小型デスクトップパソコンの選び方
小型デスクトップパソコンの購入を検討している方は、メリットとデメリットを理解しておきましょう。パソコンを選ぶときには、使い心地などの性能チェックも大切です。小型デスクトップパソコンのメリットやデメリットを踏まえたうえで、選び方について解説します。
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メリット
小型デスクトップパソコンの最大のメリットはコンパクトなサイズです。具体的には以下のような効果が期待できます。
・設置スペースが狭くても導入しやすい
・ファンの音も静か
・機種によっては低消費電力
・部屋の模様替えや引っ越しでも楽に移動できる -
デメリット
大容量のソフトを使用したり美しいグラフィックスでゲームをプレイしたりといった目的がある場合は、小型デスクトップパソコンでは性能面に不満を感じる可能性があります。デメリットは以下のとおりです。
・高度なグラフィックの処理には不向き
・保存容量が少ない
・拡張性は控えめ
・光学ドライブがない機種もある (外付けで対応可) -
設置場所と求める性能の
バランスで選ぶのが大切小型デスクトップパソコンを選ぶときは、周辺機器の配置を考慮して適切なサイズを決めましょう。軽さやサイズだけでなく、CPU やメモリ容量といったスペックも重要なチェックポイントです。
まとめ
小型デスクトップパソコンは省スペース・低消費電力・低価格など、さまざまな魅力があります。自分が必要とするスペックを備えたモデルを選んで、快適なパソコンライフを送りましょう。 レノボでは、スタイリッシュでコンパクトなデスクトップパソコンを数多く展開しています。小型でも高性能なパソコンを探している方は、ぜひレノボをご利用ください。
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