目 次
PS4 で快適にゲームするならモニターがおすすめ
PS4 はテレビに出力してもプレイできますが、やはりゲームに特化した「ゲーミングモニター」を優先して選びたいところです。最初にゲーミングモニターと液晶テレビとの違いを解説します。
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ゲーミングモニターの特徴
ゲーミングモニターはタイムラグや残像が発生しにくいため、より緻密に操作できます。ゲーム特有の激しいエフェクト処理も速く、表示遅延が少ないこともメリット。表示遅延が大きいと「避けたはずの攻撃が当たる」「撃った弾が当たらない」とったことも起きます。
さらにリフレッシュレートの数値が高く、より滑らかに映像を表示できます。リフレッシュレートとは「1 秒間に画面を書き換えられる回数」のことで、とくに動きの激しいオンライン FPS ゲームなどで重要となる機能の一つです。
このように、ゲーミングモニターはゲームの快適性を上げるための機能が充実しています。PS4 のモニターを選ぶ際には、ゲーミングモニターを中心にチェックするのがおすすめです。
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テレビを購入するより安い
液晶テレビはゲームでの使用に特化しているわけではなく、他にもさまざまな機能があります。値が張る割にはゲーム性能が低く、プレイ中に物足りなく感じる場合もあるでしょう。
一方で、ゲーミングモニターはゲームを遊ぶために設計されています。ゲームに必要な機能のみが備えられており、テレビチューナーは付いていないのが一般的です。そのため、 テレビを買うよりもコストを抑えることができます。
最近では高性能で安価なゲーミングモニターもたくさん登場しており、ユーザーが選びやすくなっていることもメリットです。これから PS4 用のモニターを購入しようと考えている方は、テレビよりもモニターを選ぶことをおすすめします。
PS4 用モニターに最適なスペック目安
ゲーミングモニターはさまざまな製品が販売されています。いざ購入しようとしても、どれを選べばよいのか迷ってしまうものです。ここからは、PS4 用モニターを購入する際に確認すべきポイントをご紹介します。
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HDMI 端子は必須
PS4 の映像出力は HDMI のみです。そのため、HDMI 入力端子を搭載したモニターが必須となります。近年のモニターのほとんどは HDMI 端子を搭載していますが、なかには未搭載のモニターもあるので、購入前には必ず確認しておきましょう。
HDMI 端子がないモニターでも変換コンバーターを使えば接続可能ですが、製品によっては画質が劣化したり入力や表示の延滞が発生したりする場合があります。別途、変換用の機器を用意するとコスパの面でも無駄になり兼ねません。
なお、PS4 以外のゲームを持っている方は、HDMI 端子を 2つ以上搭載したモニターがおすすめです。ケーブルの抜き差しをする必要がないため、スムーズにゲームが始められます。
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画面サイズ
大画面モニターは迫力や臨場感が味わえますが、ゲーム用途では大きいほどよいというわけではありません。大きすぎると視線を動かす範囲が広くなり、目が疲れやすくなることもあります。
画面サイズ選びのポイントは、モニターからの距離です。モニターを置く位置や部屋の環境を考慮して大きさを選びます。モニターからの距離と画面サイズの目安は以下をご覧ください。
画面サイズ モニターからの距離 21 インチ 50 cm 程度 24 インチ 50~60 cm 程度 27 インチ 60~70 cm 程度 29 インチ 70~80 cm 程度 32 インチ 80~90 cm 程度 また、画面サイズの選び方はプレイするゲームタイトルによっても変わります。たとえば画面全体の把握が必要な対戦型 FPS ゲームは視線を素早く動かす必要があるため、大画面では不利になります。esports (e スポーツ) で 24 インチのモニターが主に使用されているのはこのためです。
一方で、RPG やレーシングゲームなどでは画面が大きいほど臨場感が味わえます。モニターの画面サイズは「モニターからの距離」と「主に遊ぶゲームタイトル」で選ぶのがおすすめです。
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解像度
解像度とは 1 インチあたりに含まれる画素 (ピクセル) 数のことで、映像の密度を表しています。画素 (ピクセル) 数が少なく密度が低いほど画質は粗くなり、解像度が高いほど緻密で滑らかな映像表現が可能です。
PS4 には「PS4」と「PS4 Pro」の 2 種類があり、 PS4 が1080p、PS4 Pro は 4K/2160p の解像度に対応しています。ゲーム機の性能を生かせるように、それぞれの解像度に合わせたモニターを選ぶことが重要です。モニターには「最大解像度」が表記されているので、事前に確認してから購入しましょう。
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液晶パネルの駆動方式
ゲーム用モニターの液晶パネルには「TN」「IPS」「VA」の 3 種類の駆動方式があります。それぞれの特徴やおすすめのシチュエーションは以下のとおりです。
駆動方式 特徴とおすすめのシチュエーション デメリット TN 方式 特徴:応答速度が速い
高速の動きをともなうゲームにおすすめ視野角が狭い TN 方式 特徴:応答速度が速い
高速の動きをともなうゲームにおすすめ応答速度が遅い
視野角が狭いVA 方式 特徴:視野角が広い
複数人でゲームをする場合におすすめ (どこの角度から見てもきれいに見えるため)応答速度がやや遅い -
リフレッシュレート
リフレッシュレートとは先述した通り、1 秒間に画面を書き換えられる回数を表した数値のことです。単位は「Hz (ヘルツ) 」で表されます。60Hz なら 1 秒間に 60 回、144Hz なら 1 秒間に 144 回更新されることを意味し、数値が大きいほど滑らかな映像表現が可能です。
PS4 本体は 60Hz に対応しているため、モニターも 60Hz に対応する製品を選びます。75Hz のモニターにはより機能が充実している製品も多いため、そちらを好む場合は 75Hz を選んでも問題ありません。ただし、75Hz という表示であっても、1 秒間あたりに更新できるのは 60 回となります。PS5 やパソコンゲームも併用でプレーしたい方は 144Hz 以上を選ぶのがおすすめです。
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応答速度
応答速度とは画面の色が別の色に切り替わるときにかかる時間のことです。単位は「ms」で表示され、値が小さいほど応答速度が速いことを示します。遅ければ映像に遅延や残像感が出るため、素早い操作が必要なゲームタイトルでは、とくに重要となる機能です。
PS4 用モニターの応答速度は 1ms~5ms を目安にします。FPS や格闘ゲーム、カーレースなどのスピード感のあるゲームをする際には、なるべく応答速度の速いモニターを選びましょう。
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パネルの表面処理
パネルにはグレア (光沢) とノングレア (非光沢) の 2 種類がありますが、目への負担が気になる方はノングレアがおすすめです。光の反射や映り込みが少なく、長時間使用しても目に負担がかかません。
一方のグレアは、色鮮やかで映像がキレイに見えるといった特徴があります。ただし光を反射しやすく、ゲームに集中しづらいと感じるかもしれません。パネル方式はノングレアをメインに選びましょう。
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内蔵スピーカーの有無
モニターにはスピーカーが内蔵されているタイプとそうでないタイプがあります。内蔵されていない場合は、別途外付けスピーカーが必要です。
また、スピーカー内蔵モニターを選んだ場合であっても、音の品質に物足りなさを感じて後から外付けスピーカーを用意するケースも少なくありません。なかには高音質スピーカーを搭載したモニターもありますが、当然価格も上がります。臨場感のあるサウンドにこだわりたい方は内蔵スピーカーの有無はあまり気にせずに、モニターのスピーカー端子から外付けスピーカーを接続することをおすすめします。
まとめ
モニターはテレビよりも比較的に安価であり、ゲーム特有の激しいエフェクト処理にも対応した滑らかな映像を楽しめるのがメリットです。今回ご紹介したスペック目安を参考にして、PS4 に最適なモニターを探してみてください。 レノボでは、さまざまなニーズに応える多彩なモニターを用意しています。ゲーミングモニターはもちろん、一般的なモニターもラインアップしているのでチェックしてみてください。全モニターの一覧はこちらから確認できます。
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