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在宅勤務に適したキーボードとは
在宅勤務はオフィスと違い、長時間の作業に適していない環境に置かれる可能性が高く、身体への負担が大きくなる傾向があります。そのため、作業時は手や腕への負担を軽減できるキーボードの利用がおすすめです。 最初からPCに備わっているキーボードを使うのも良いですが、外付けのキーボードを選ぶことで、在宅勤務での仕事効率が上がったり、身体への負担を軽減できたりする可能性が高いので、購入を検討してみると良いでしょう。 疲労を少しでも軽減できるキーボードの選定には以下のようなポイントがあります。
● 適切な位置に配置できる
● 手や肩などが疲れない
● 作業内容に合っている ポイントを踏まえたうえでキーボードの特徴を理解し、自身に合ったものを選ぶようにしてください。
キーボードの種類と特徴
では、キーボードの種類を確認していきましょう。キーボードの種類は豊富にありますが、大別すると以下のようになります。
● ワイヤレスor有線
● シンプルor多機能ボタン付き
● エルゴノミクス
● 折りたたみ式or通常タイプ それぞれ特徴が異なるので、詳しく解説します。
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キーボードの種類①
ワイヤレスor有線キーボードには、Bluetoothなどでパソコンと接続するワイヤレスタイプと、ケーブルでつなぐ有線タイプがあります。ワイヤレスタイプと有線タイプの特徴は以下のようになっています。
タイプ 特徴 ワイヤレス 電波が届く範囲なら使えるため自由に移動可能ですが、利用には電池または充電が必要。 有線 電池切れの心配がなく通信も安定するが、キーボードの移動範囲はケーブルの長さに依存。 有線タイプのキーボードは、いつでも安定してPCへの入力ができるのが特徴ですが、配線があるため、作業スペースが少ない机では配線が煩わしく感じてしまうかもしれません。
一方、ワイヤレスタイプのキーボードは、配線の煩わしさがなく、利用範囲が広いのが特徴です。そのため、作業スペースが狭い場合や持ち運びを頻繁にする場合には、ワイヤレスタイプのキーボードが適しているでしょう。
ただし、ワイヤレスタイプのキーボードはバッテリーが切れると操作ができなくなるので、作業を円滑に行うためにも、バッテリー残量には注意する必要があります。
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キーボードの種類②
シンプル or 多機能ボタン付きキーボードは性能や機能が全て同じではありません。一般的に使われているシンプルなキーボードのほかにも、Nキーロールオーバやマクロ機能が付いたゲーミングキーボード、数字キーを備えたテンキー付きのキーボードなどがあります。
また、シンプルなタイプのキーボードの中には、ワンタッチでオーディオのボリューム調整が可能なメディアキーを搭載している製品もあります。
キーボードを選ぶときは作業内容を考慮することが大切です。たとえば、表計算ソフトの利用頻度が高い方は、テンキー付きのキーボードを利用すると作業効率があがる可能性が高いでしょう。
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キーボードの種類③
エルゴノミクスキーボードには人間工学(エルゴノミクス)に基づいた設計がされているモデルもあります。エルゴノミクスキーボードは自然な形で手を配置できるため、指や手首の疲労軽減につながる可能性が高いです。
在宅勤務はPCでの作業が多いため、キーボードの使用が長時間におよぶこともあります。そのため、手や肩などへの負担が大きくなる傾向がありますが、エルゴノミクスキーボードを使うことで、肩こりなどの症状を防げるかもしれません。
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キーボードの種類④
折りたたみ式or通常タイプキーボードには通常タイプのほかに、折りたたむことができるタイプもあります。折りたたみ式キーボードは携帯しやすいので、とくに外出先でPCを利用したい方におすすめです。
また、持ち運びを前提に考えるのであれば、軽量化されている折りたたみ式キーボードを選ぶと、移動がより楽になるでしょう。
なお、折りたたみ式キーボードには、2つ折りタイプと3つ折りタイプがあります。折りたたみ式のキーボードは面積が小さくて使いづらそうなイメージを持つ方もいますが、通常のキーボードと同じように使えるので、状況に応じて選択してみるのも良いでしょう。
在宅勤務に適したキーボードの選び方
では、在宅勤務に適したキーボードを選ぶにはどうすれば良いのでしょうか。 在宅勤務では、キーボードの長時間使用が予想されるため、できるだけ疲労が蓄積されづらい製品を選ぶのがおすすめです。ですので、より利便性が高く、疲労を軽減してくれるキーボードを選ぶための指標を身につけておいたほうが良いでしょう。
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適切な大きさのキーボードを選ぶ
キーボードのサイズはさまざまあり、作業スペースに合った大きさのものを選ぶのがおすすめです。適切なサイズのキーボードを使うことで、ほかのアイテムを適切な位置に配置できます。
フルサイズキーボードが使いやすいからといって、作業スペースに対して大きすぎるものを選ぶと、ほかのアイテムを置けなくなり作業効率が落ちてしまい、結果的に疲れてしまう可能性があります。
もしもフルサイズのようなキーピッチを求めるなら、テンキーのないキーボードを選択することで、問題を解消できるかもしれません。
ただし、テンキーは経理など数字を多く入力する仕事に便利なため、作業内容を考慮して選ぶようにしましょう。
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タイピング時の静音性が
高いキーボードを選ぶ在宅勤務では、周囲にも配慮した静音性が高いキーボードがおすすめです。在宅勤務では、自宅などで作業をするため、周囲に誰もいないとは限りません。
普段のちょっとした作業なら気にならないタイピング音も、長時間となればストレスに感じる方もいるはずです。
また、1人の空間だとしても、長時間の作業でタイピング音が自身にストレスを与えてしまう可能性もあります。
静音性が高いキーボードとしては、静電容量無接点方式を採用しているものが信頼性、耐久性に優れているので、参考にしてください。
ただし、静音性が高いキーボードは、一般的なキーボードに比べて値段が高く、キーストロークも浅い製品が多い傾向があります。無理に静音性にこだわらずに、費用や使いやすさを考慮して、自身に合ったキーボードを選ぶように心がけましょう。
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長時間タイピングしても
疲れにくいキーボードを選ぶ在宅勤務は、自身で環境を構築できるので作業に集中しやすい反面、普段より長時間キーボードでタイピングする可能性が高く、手や肩などに負担がかかる傾向にあります。
そのため、「手や肩などへの負担を軽減できる」「仕事効率が良くなる」といったキーボードを選択するのがおすすめです。
一般的に長時間作業の疲労を軽減できるキーボードには、キーの軽いものやキーストロークが浅いものが良いとされています。
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パソコンとの距離を調節できる
キーボードを選ぶキーボードには、Bluetoothでデバイスと接続するワイヤレスタイプと、ケーブルでつなぐ有線タイプの2種類がありますが、在宅勤務では移動が自由なワイヤレスタイプを選ぶのがおすすめです。
在宅勤務では、オフィスとは違い十分なスペースを確保できないこともあります。たとえばテーブルが小さくて、マウスとキーボードの両方を置けないことも考えられます。
ワイヤレスタイプなら、キーボードを使わない時はしまっておいて、使いたい時に簡単に設置できます。
また、ディスプレイとキーボードの距離も調節できるので、自身が作業しやすい距離で使用でき、目や肩などへの疲労も軽減されるでしょう。ただし、Bluetoothに対応していないパソコンもあるので、あらかじめPCの仕様を確認しておくのがおすすめです。
テレワークでは快適な環境を整えることが大切
Lenovoでは、在宅勤務の作業で活躍できるキーボードをご用意しています。おすすめ製品を2つ紹介するので、在宅勤務のためのキーボードを探している方は、参考にしてください。
まとめ
在宅勤務は、PCでの作業が多いことに加え、オフィスと違い長時間の作業に向いていない環境に置かれる場合があり、身体への負担が大きくなる可能性があります。 とくに、PCでの作業に欠かせないキーボードの選定は「長時間タイピングしても疲れない」「静音性が高い」といった機能を重視することで、身体への疲労やストレスを軽減できる可能性があります。 また、キーボード以外のアクセサリも在宅勤務に適したものを選ぶことで、より身体への負担を軽減できるでしょう。 レノボ・ジャパンでは、キーボード以外の周辺機器もご用意しています。在宅勤務をはじめる際は、ぜひレノボ・ジャパンの製品をご検討ください。
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