目 次
パソコンを 2 画面に出力する方法
まずは、マルチディスプレイの概念を見ていきましょう。設定手順と併せてご紹介します。
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マルチディスプレイとは
パソコンに外部モニターを接続することをマルチディスプレイと呼びます。たとえば、メインのパソコンにモニターを 1 台追加すると「デュアルディスプレイ」、さらにもう 1 台追加すると「トリプルディスプレイ」となります。メイン画面を複製したり拡張したりといった使い方が可能です。
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マルチディスプレイに設定する手順
ほとんどのパソコンでは、本体と外部モニターを接続するのみで設定が可能です。正常に接続されている状態であれば、パソコン側が自動的にマルチディスプレイ表示を実行します。
パソコンと接続するためには、以下のような接続端子が必要です。接続可能な端子を搭載しているか、事前に確認しておきましょう。
・HDMI :デジタル信号で映像と音声を伝送
・VGA :アナログ信号で映像のみ伝送
・DVI :デジタル信号で映像を伝送 (DVI-I と DVI-D の 2 種類あり) -
ディスプレイの設定方法
外部モニターの解像度や拡張・複製などの設定は、パソコンのディスプレイ設定より行えます。以下は Windows 10 を例に挙げた手順です。
1.デスクトップ画面の何もない場所で右クリック
2. [ディスプレイ設定] を選択
3. 各種設定が可能になります -
デスクトップを 2 画面にして
作業効率大幅アップ!「操作方法を見ながらアプリを使いたい」といった場合、メインディスプレイにアプリ、もう一方に Web サイトを表示できます。これによりページを切り替える手間が省けるため、作業効率が大きくアップするのです。
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ノートブックも 2 画面がおすすめ
映像出力に対応したノートブックであれば、外部モニターを接続できます。パソコンの画面より大きいモニターを使えば、細かいテキストの視認性が向上して目も疲れにくくなり、長時間の作業も快適になるでしょう。画面サイズに限界があるノートブックこそマルチディスプレイが効果を発揮します。
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マルチディスプレイ用モニターの選び方
モニターは画面サイズ以外にも、さまざまな機能があります。たとえば、液晶パネルの種類や光沢の有無、ゲーム用途ではリフレッシュレートのチェックは必須です。モニターアームの使用を考えている方は、 VESA マウントに対応しているかも確認しておきましょう。