データセンターはITインフラストラクチャを支える基幹施設です。データ量が飛躍的に増加する中、世界の電力の約2%がデータセンターの電力として使用されており、毎年12%ずつ増加すると報告されています。データセンターの電力供給方法の効率化とサステナブルな選択肢を選ぶことはビジネスにおいて非常に重要です。
最近では、多くの企業がサステナブルなビジネスの展開やテクノロジーの採用を、コストとして見なさないようになっています。企業はサステナビリティへの取り組みを、お客様の期待や地球の生態系へのニーズに応えるために必須であると考え始めるようになりました。
二酸化炭素排出の影響が最少となるITインフラストラクチャを選択するなど、サステナブルな問題をビジネスの意思決定プロセスの中核に据え、気候変動を緩和するテクノロジーを選択するお客様は増えつつあります。また、自分たちが使っている電力の由来やグリーン化、サステナビリティについて、事業者に対して説明を求めるお客様も多くなっています。
サステナブルテクノロジー・コンピューティングへの関心は、
— スコット・ティーズ (Scott Tease)、Lenovo ISGのHPC担当副社長兼ゼネラルマネージャー
効率の向上。妥協のないパフォーマンス。
Lenovoは、サーバーの水冷化を早くから積極的に採用してきました。特許取得済みのLenovo Neptune™は、パフォーマンスとエネルギー効率、コスト削減をトレードオフすることなく、データセンターを水冷化する当社の姿勢が示したものです。このスマートテクノロジーによって、効率的に冷却でき、さらにCo2や電気料金は大幅に削減することが可能になりました。AIや機械学習が世界を改善し続け、気候変動の緩和に貢献できるのです。
DreamWorks AnimationがLenovoと提携して、Lenovo Neptune™温水冷却技術を導入したデータセンターを自社設計したことは、より大きく大胆な映画を制作するアニメーションのリーダーの情熱を揺り動かしたとしても不思議ではありません。
DreamWorks社では、レンダーファームの従来の空冷式サーバーをNeptune™クラスタにした結果、パフォーマンスが20%向上。その一部は、水冷技術によるものでした。
Lenovoは、データセンターの熱をリサイクルするスマートテクノロジーも開発しています。熱を廃棄物として扱うのではなく、リソースとして扱うことで、建物やプールを温めたり、道路や歩道の下に配管して雪や氷を溶かすために再利用しています。Lenovoインフラストラクチャソリューションは、省エネという考え方からパフォーマンスの向上、とエネルギーの再利用の両立を目指しています。
2030年に向けた積極的な温室効果ガス排出削減目標の設定から、包装や製品の=サスティナビリティの向上まで、私たちは気候変動への取り組みに貢献すべく、サプライチェーン全体でのサスティナビリティプログラムに全力で取り組んでいます。
お客様やパートナーの皆様のゼロエミッションコンピューティング戦略をサポートし、パフォーマンスや可用性を損なうことなくデータセンターから排出される二酸化炭素量を削減することをお約束します。
私たちは、お客様がカーボンニュートラル、またはカーボンネガティブなIT運用を目指して効率化の道を歩むのを支援しています。
— スコット・ティーズ (Scott Tease)、Lenovo ISGのHPC担当副社長兼ゼネラルマネージャー
下記のお客様は水冷サーバーを使用しています。そのケーススタディをご覧ください。
CASE STUDIES
DreamWorks Animationは、Lenovo Neptune™とLenovo HPCソリューションを導入することで、サスティナビリティへの取り組みを継続しながら、より大胆で創造的なアイデアを実現しています。
気象・気候予測、気候変動評価、地震・海洋調査など、広範な気象サービスを提供するために、韓国気象庁がNeptune水冷技術を搭載したLenovoサーバーを採用した理由とは?
ハーバード大学の人文科学リサーチコンピューティング部では、特許取得のLenovo Neptune™水冷技術搭載Lenovo ThinkSystemサーバーをベースにした新しいハイパフォーマンスコンピューティングクラスターを使って画期的な研究を推進しています。
Lenovoインフラストラクチャソリューションの詳細はこちら.