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レノボとNVIDIA、企業の迅速な生成AI導入を支援する
ハイブリッドAIソリューションを発表
アクセラレーションシステム、AIソフトウェア、専門家サービスからなる最新のエンドツーエンドなソリューションにより、ドメイン固有のAIモデルの容易な構築・展開を実現
本プレスリリースは、米国時間2023年10月24日レノボ本社の発表の抄訳版です。各製品の日本市場での販売は未定です。
英文リリース全文はこちら:https://news.lenovo.com/pressroom/press-releases/nvidia-hybrid-ai-initiative-supercharge-generative-ai/
レノボとNVIDIAは本日、すべての企業に生成AIの能力を提供するという共通のビジョンの実現に向け、最新のハイブリッド・ソリューションとエンジニアリング・コラボレーションによる両社のパートナーシップ拡大を発表しました。
NVIDIAとの緊密なコラボレーションを通じ、レノボが提供する完全統合型システムは、エッジからクラウドまで、データが生成されるすべての環境にAIベースのコンピューティングを搭載します。これにより、企業はカスタムメイドの生成AIアプリケーションを容易に導入でき、あらゆる業界でイノベーションとトランスフォーメーションを推進することができます。
本ソリューションは、テキサス州オースティンで開催されたレノボのグローバル年次イベント「Lenovo Tech World」の基調講演にて、レノボの会長兼CEOのヤンチン・ヤンとNVIDIAの創業者兼CEOのジェンスン・フアンより発表されました。イベントでは、企業の保有データを用いてカスタムAIモデルを迅速に構築・実行するための、アクセラレーションシステム、AIソフトウェア、専門家サービスを組み合わせたエンドツーエンドのソリューションの必要性も話されました。
新登場のLenovo AI Professional Services Practiceを通じて、企業は本ソリューションを活用し、ハイブリッドクラウドのアプローチを採用することができます。具体的には、NVIDIA AI Foundationsクラウドサービスを用いてカスタムAIモデルを構築した後、生成AI向けに設計されたNVIDIAの最新版ハードウェアとソフトウェアを搭載したレノボのオンプレミス・システムで実行が可能です。
レノボのインフラストラクチャ・ソリューション・グループ担当プレジデントのカーク・スコーゲンは、次のように述べています。「レノボとNVIDIAはともに、新時代の企業向けハイブリッドAIを推し進めており、両社の設計する次世代テクノロジーは、AIのもたらす未来を直ちに実現し、あらゆる場所で生成されるデータの力を解き放つものです。エンジニアリングと市場投入期間に関するレノボとNVIDIAのパートナーシップ拡大により、どのような企業でも生成AIを導入しやすくなり、場所を問わず、最先端AIを迅速に活用し、ビジネスを変革できます。」
NVIDIAのエンタープライズ・プラットフォーム担当バイスプレジデントであるボブ・ペティは、次のように述べています。「生成AIにより現代最大の技術変革が起こる中、企業は、自社のワークステーション、データセンター、クラウドを対象に、ワークロードを柔軟に開発・導入可能なソリューションを求めています。NVIDIAとレノボの提供するハイブリッドAIシステムの包括的なポートフォリオにより、事実上どこからでも生成AIの能力を活用できるようになります。」
企業によるAIのセキュアな実装を迅速化
レノボのNVIDIA搭載システムは、NVIDIA AI Enterprise(注1)ソフトウェアの実行用に最適化されており、セキュリティとサポートが確保され、安定したAIの活用を実現します。NVIDIA AI Enterpriseに採用されているNVIDIA NeMo™(注2)フレームワークにより、NVIDIA AI Foundationsで利用可能なエンタープライズグレードの大規模言語モデルをカスタマイズできます。また、最新の取得拡張生成(RAG)技術と微調整手法を用いることで、企業は、自社独自のビジネスデータを利用し、本番向けに最適化された、レノボのハイブリッドAIソリューションで動作する生成AIアプリケーションを構築できます。
両社のパートナーシップ拡大の柱となるのは、Lenovo ThinkSystem SR675 V3サーバーとThinkStation PXワークステーションであり、これらの製品は、NVIDIA AI Enterpriseを実行する本番AI向けに最適化されています。ThinkSystem SR675V3は、NVIDIA L40S (注3)GPU、NVIDIA BlueField®-3(注4) DPU、NVIDIA Spectrum™-X(注5)ネットワーキングで構成されます。ThinkStation PXは、システム内で最大4個のNVIDIA RTX™6000 Ada GPUを使用可能で、より強力なAI機能とデータセンター・パフォーマンスをデスクトップ環境にもたらします。
さらに、レノボとNVIDIAは今後、柔軟なNVIDIA MGX™モジュール式リファレンス設計に基づく次世代システムを開発することで、どんなに高負荷な生成AIワークロードにも対応する、堅牢かつセキュアなソリューションを幅広く提供していきます。そして、OpenUSDアプリケーションの接続・開発用プラットフォームのNVIDIA Omniverse™(注6)により、没入型シミュレーションと認知的決定の大規模な導入を支援していきます。
レノボのソリューションは、最近発表されたVMware Private AI Foundation with NVIDIAにも対応し、数十万社ものVMwareの顧客企業が生成AIをより効率的に採用できるようになります。
Lenovoプロフェッショナル・サービスによりAI主導型の未来を実現
最新のLenovo AI Professional Services Practiceと、従量課金モデルのレノボのTruScale aaSを通じて、両社は企業が自信を持って容易にAIを導入し、AI主導型のトランスフォーメーションに着手できるよう支援していきます。
幅広いサービス、ソリューション、プラットフォームを提供するLenovo AI Professional Services Practiceは、あらゆる規模の企業を対象としており、AIの可能性を見出し、最適なソリューションを特定して、迅速に、高いコスト効果で、かつ大規模に、企業がAIを自社の業務に導入できるよう支援します。AIのロードマップ設計からプラットフォームの導入、そして、Lenovo TruScale Hubによる、テクノロジー活用の透明性確保まで、コンセプトの立案から実際の導入までのAIのプロセスを支援します。
詳細については、「Tech World '23」基調講演をオンデマンドでご視聴ください。
https://www.lenovo.com/us/en/events/techworld/
よりスマートで迅速な未来に向けたレノボとNVIDIAの協業に関する詳細は、こちらをご覧ください。
https://www.lenovo.com/us/en/servers-storage/alliance/nvidia/
(注1)https://www.nvidia.com/en-us/data-center/products/ai-enterprise/
(注2)https://www.nvidia.com/en-us/ai-data-science/generative-ai/nemo-framework/
(注3)https://www.nvidia.com/en-us/data-center/l40s/
(注4)https://www.nvidia.com/en-us/networking/products/data-processing-unit/
(注5)https://www.nvidia.com/en-us/networking/spectrumx/
(注6)https://www.nvidia.com/en-us/omniverse/
<本件に関する報道関係の方のお問い合わせ先>
レノボ・ジャパン広報 関口、増田
TEL: 03-6701-6020
E-mail: lenovo_pr_jp@lenovo.com
<NVIDIAについて>
1993年の創業以来、NVIDIA(https://www.nvidia.com/ja-jp/) (NASDAQ: NVDA) はアクセラレーテッド コンピューティングのパイオニアです。同社が 1999 年に発明した GPU は、PC ゲーム市場の成長を促進し、コンピューター グラフィックスを再定義して、現代の AI の時代に火をつけながら、各種産業のデジタル化を後押ししています。NVIDIA は現在、業界を再形成しているデータセンター規模の製品を提供するフルスタック コンピューティング企業です。
詳細は、こちらのリンクから:https://nvidianews.nvidia.com/
<レノボについて>
レノボ(HKSE:992/ADR:LNVGY)は、売上高620億米ドルの世界的なテクノロジー企業であり、Fortune Global 500の217位にランクされています。世界中で7万7000人の従業員を抱え、180市場で毎日数百万人の顧客にサービスを提供しています。レノボは、すべての人にスマートなテクノロジーを提供するというビジョン「Smarter Technology for All」を掲げ、世界最大のPCメーカーとしての成功を収めるだけでなく、サーバー、ストレージ、モバイル、ソリューション、サービスといった「New IT」技術(クライアント、エッジ、クラウド、ネットワーク、インテリジェンス)の発展を促進する新たな成長分野へも進出しています。世界を変革するテクノロジーを提供することで世界中のあらゆる場所のすべての人にとって、より包括的で信頼できるデジタル化社会を創出します。
詳しくは、https://www.lenovo.com/jp/ja/でご覧いただけます。
Lenovo、ThinkSystem、ThinkStation、ThinkEdgeおよびTruScaleは、Lenovoの商標です。その他すべての商標は、それぞれの所有者の知的財産です。
NVIDIAの将来予測に関する記述
本プレスリリースの特定の記述は、将来予測に関する記述であり、予想とは著しく異なる結果を生ずる可能性のあるリスクと不確実性を伴っています。具体的には、以下に関する記述が含まれますが、これらに限定されません。NVIDIA AI Foundations、NVIDIA AI Enterprise、NVIDIA NeMo、NVIDIA L40S、NVIDIA Bluefield-3、NVIDIA Spectrum-X、NVIDIA RTX GPU、NVIDIA MGXおよびNVIDIA Omniverseを含む、NVIDIAの製品、技術およびサービスの利点および影響。NVIDIAとレノボのパートナーシップやその利益と影響。現代の最大の技術変革を推し進める生成AI。自社のワークステーション、データセンター、クラウドを対象に、ワークロードを柔軟に開発・導入可能なソリューションを求めるエンタープライズ。事実上どこからでも生成AIの能力を活用できる、NVIDIAとレノボの提供するハイブリッドAIシステムの包括的なポートフォリオ。実際の結果を著しく異ならせる可能性がある重要な要因には、以下が含まれます。NVIDIAが製品の製造、組み立て、パッケージ化、およびテストを第三者に依存すること。技術開発および競争の影響。新製品および技術の開発またはNVIDIAの既存の製品および技術の強化。NVIDIAの製品またはパートナーの製品の市場での受け入れ。設計、製造またはソフトウェアの欠陥。消費者の嗜好または需要の変化。業界標準およびインターフェースの変化。システムに統合された場合のNVIDIAの製品または技術の予期せぬパフォーマンスの損失。フォーム10-Kによる年次報告書およびフォーム10-Qによる四半期報告書を含むがこれらに限定されない、NVIDIAが米国証券取引委員会(SEC)に提出する最新の報告書で随時詳述されるその他の要因。SECに提出されたレポートのコピーは、NVIDIAのWebサイトに掲載されており、NVIDIAから無料で入手できます。これらの将来予測に関する記述は発表日時点の見解に基づくものであり、将来的なパフォーマンスを保証するものではなく、法律による定めがある場合を除き、将来的な出来事または状況を反映してこれらの記述を更新する義務をNVIDIAは一切負いません。
NVIDIA、NVIDIAロゴ、Bluefield、NVIDIA MGX、NVIDIA NeMo、NVIDIA RTXおよびNVIDIA Spectrum-Xは、米国およびその他の国々のNVIDIA Corporation(エヌビディア コーポレーション)の商標かつ/あるいは登録商標です。その他の会社名や製品名についても、それらに関連付けられる各社の商標である可能性があります。製品の特徴、価格、利用の可否および仕様は、予告なしに変更されることがあります。