【レノボ公式】Lenovo Proオンラインセミナー

レノボのワークステーションとは――高性能、かつ壊れにくい

ウェビナーでは企画・開発担当の川端亮太朗氏と、マーケティング担当の井関博幸氏が登壇し、まずレノボのワークステーションについて解説した。

レノボは自社のワークステーションを「プロフェッショナル向けの高性能PC製品」と位置づけている。デスクトップ製品とモバイル製品の2シリーズがあり、いずれも高性能プロセッサーと強力なグラフィックス機能を搭載、さらに主要なアプリの互換性・最適化を保証する「ISV認定」も取得済みだ。

「アメリカの調査会社が調査した結果、他メーカーと比べてレノボ製品の故障率は約20％低いという結果が出ました」と川端氏は紹介する。「他メーカーとどういった点が違うのでしょうか」という井関氏の質問に、川端氏は「例えば熱を溜めにくく、メンテナンスしやすい構造が一つのポイントになります」と答えた。

最新ワークステーション3機種はこれだ！

続いてウェビナーでは、レノボが誇る最新のワークステーション製品3機種が紹介された。

【ThinkPad P14s Gen 5 AMD】

「ThinkPad P」シリーズはレノボの定番ノートPCと同形状でありながら高性能を持ち、重量も1.31kgからとワークステーションとしては最軽量だ。最近のノートPCでは少なくなった有線LANポートが標準搭載され、大容量データを扱う業務でも問題なく活用できる。

川端氏はウェビナー中、液晶ディスプレイの角を指でつまんで持ち上げ「一般的なノートPCはこういう持ち方をすると液晶にダメージが及びますが、当製品では問題ありません」と同製品の堅牢性をアピールした。

【ThinkStation P2 Tower】

ミニタワー筐体の「ThinkStation P2 Tower」は、グラフィックカードとしてNVDIA RTX A2000 / GeForce RTX 4070を搭載でき、CADやゲーミング、画像や動画の編集など、多種多様な用途に使用可能だ。

川端氏はドライバーを使わずにThinkStation P2 Towerの筐体をオープン、メモリーやストレージなどもその場で着脱しつつ、「ハニカム構造のエアフロー設計で冷却性と静寂制が高くなっています」と強調した。

【ThinkStation P360 Tiny】

「ThinkStation P360 Tiny」は体積1リットルという非常にコンパクトなワークステーション比較で、VESAマウントを利用すれば液晶ディスプレイの背面に装着できる。従来のオールインワンPCとは異なり、ThinkStation Tinyとモニターは別々のモジュールのため、それぞれのライフサイクルに合わせて買い替えが可能だ。

ウェビナーの質問タイムでは「ThinkStation Tinyをモニター背面などに取り付けた際の電源オンオフはどうすればよいか」という疑問が寄せられた。これに対し川端氏は「ショートカットキーで電源のオンオフも可能です」と答え、井関氏も「狭い場所に手を伸ばさなくてもいいのは助かりますね」と反応した。

なお、ウェビナー内で紹介された3製品はどれも簡単に中身を開けることが可能だ。特殊な工具も必要なく、PCのメンテナンスやメモリーなどの構成変更も容易に行える。

法人ユーザー専用ストア「Lenovo Pro」でさまざまなサポートを展開

ウェビナー終盤では、井関氏がレノボの法人専用ストア「Lenovo Pro」を紹介した。

Lenovo Proでは1台からの購入で割引価格が適用され、さらに年間購入金額に応じた追加の割引もある。また会員限定の特典として、モバイルモニターのプレゼントやリースサービス、まとめ買い割引、1ポイント1円で利用できるポイント付与なども用意されており、さまざまなメリットがある。「加え専任のセールス担当者によるサポートサービスも用意しており、製品選定や故障対応など、お客様が安心してレノボ製品を使えるようにサポートしています」と、井関氏はLenovo Proのメリットを強調した。

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