IT・ テクノロジー分野で
活躍する女性を増やすには?
経済や政治での女性の活躍が一層期待される昨今、
成⻑分野であるIT・テクノロジー分野に進学・就職する女性の数が
少ないことが大きな課題となっています。
特に、日本の女性の「理系」「工学部」への進学率はOECD加盟国の中でも最下位と
なっており、IT・テクノロジー分野で活躍する女性が増えなければ男女の
経済的格差の拡大や今後のITサービスの開発における多様性の欠如などが懸念されます。
そこで、3月8日の “国際女性デー” を記念して、2022年3月7日(月)に
「いつまで続く? “女性 × 理系” に対する無意識のバイアス 〜学校や企業ができることは 〜」
をテーマに、オンラインパネルディスカッションを開催しました。
議題01
女性の理系進学の課題と現状
日本の工学系分野における女性の割合は16%で、OECD加盟国の中でも最も低いといわれています。
また、サイエンス、エンジニアに興味がある女性は3.4%で66ヵ国中でも最下位。
なぜ日本の女性は理系への進学、就職率が低いのか。
科学技術の発展の歴史などを交えて紐解きます。
議題02
理系に進む女性が少ない原因
なぜ、日本では理系に進む女性が少ないのか。
「女性は理系科目が苦手」といったバイアスが強いことや、
ロールモデルの不足など多くの原因について考察が進みました。
また表面の原因だけではなく、女性を取り巻く労働環境や働き方がもたらしている
影響に関しても着眼した深い議論となりました。
議題03
女性の今後の取り組みについて
理系に進む女性を増やすために学校・企業ができることとは。
保護者も巻き込んだキャリア講座、教員向けのジェンダー研修、
企業による学生に働くイメージを持ってもらうための機会提供の拡大、
学校現場での数理教育環境の整備等、多くの具体的な提案がされました。
パネリスト
デビット・ベネットレノボ・ジャパン合同会社
代表取締役社⻑
義務教育でテクノロジーへの
アクセスを男女関係なく平等に
田中 沙弥果一般社団法人Waffle
共同創業者兼CEO
“わきまえない女”で
自分たちが女性のリーダー
ポジションになる
塚本 泰通レノボ・ジャパン合同会社
大和研究所 執行役員
Distinguished Engineer
家族やチーム、社会が
一丸となり男女関わらず
カバーし合う柔軟な社会を
石戸 奈々子(モデレーター)
CANVAS代表 /
慶應義塾大学教授
女性も男性も、社会全体を
変えていかなくてはいけない
成島 由美学校法人
大妻中学高等学校 校長
女性の幸せは女性たちに
よって作っていける
実際のパネルディスカッションの動画をご覧いただけます。
- 01 パネリスト紹介 | 0:00~
- 02 女性の理系進学の現状と課題 | 6:53~
- 03 理系に進む女性が少ない原因 | 22:17~
- 04 企業や学校の具体的な今後の取り組み | 45:55~
- 05 視聴者からの質疑応答 | 54:06~
への取り組みはこちら