目 次
タブレットの種類
タブレットは、OS(基本ソフト)によって分類されます。Windows、Android、iOS(iPad)、Amazon Kindle Fireなどが存在します。各OSには独自の特徴や連携する端末やサービスがあります。OS別にタブレットを紹介しましょう。
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Windows
Windows OS を搭載したタブレットは、タッチスクリーンディスプレイを備えており、キーボードを着脱可能なものもあります。タブレットとして使うだけでなく、必要に応じてノートパソコンとしても利用できる汎用性があります。Windows で利用できるソフトやアプリは多数あるので、より多くの機能によって生産性を高めることが期待できます。
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Android
Androidタブレットは多くの点でAndroidスマートフォンと同じように動作します。Google Playストアでアプリをダウンロード可能で、Googleアカウントを通じて、Googleドライブ、Googleフォト、Gmailなどのデータを同期することができます。さらに、アプリ、音楽、映画、書籍などスマートフォンなど他のデバイスと共有することが可能です。Bluetoothキーボードやマウス、スタイラスペンを使えば、パソコンのようにオフィス文書作成などに使うこともできます。
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iPad
iPadはAppleが開発したタブレット端末です。Apple App Storeから多様なアプリを入手可能で、Apple ID を通じて、iPhoneやMacといった他のApple製端末やサービスと簡単に連携できます。一部のiPadモデルではApple Pencilやキーボードなどのアクセサリーを使用でき、手書きのメモやスケッチ、パソコンのようなタイピングも可能です。
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Amazon Kindle Fire(Fireタブレット)
Fireタブレットは、Amazonが開発したタブレット端末で、Androidをベースに作られたカスタムOSであるFire OSを搭載しています。Amazonプライム会員向けに、映画や音楽、電子書籍、オーディオブックなどのコンテンツを簡単に楽しめるのが特徴です。Google Playストアは直接利用できませんが、Amazon Appstoreからアプリを入手できます。
タブレットの利点
タブレットの利点は、持ち運びしやすくて、パソコンよりも気軽にどこでも操作できることです。
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気軽に持ち運べる
タブレットは軽量で持ち運びが便利なので、家の中でも外出先でもすぐに使用できます。スマートフォンよりも画面が大きいため、映画視聴、ゲーム、読書に適しています。キーボードやスタイラスペンを使えば、ノートパソコンと同等の文書やスプレッドシート、プレゼンテーション作成・編集作業も可能です。どこでも気軽にデジタルライフを楽しんだり、仕事ができる強力なツールと言えます。
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タッチパネルで操作がしやすい
タブレットの主な操作手段は画面を直接タッチする方法です。ユーザーは指で直接スクリーンを操作して、アプリの起動、ウェブの閲覧、メールの作成ができます。物理的なキーボードやマウスが必要なく、手軽に操作できるため、パソコン操作に慣れていない人でも容易に使うことができます。
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起動が早、すぐに作業できる
タブレットは即座に起動し、待ち時間なく操作できるメリットがあります。素早くEメールやニュースの情報を確認したり、メモを取ったりできるのです。パソコンと比べると設定項目も少ないため、技術的な知識がなくても作業にとりかかれます。バッテリーによる駆動時間も長めなので、一日中持ち歩くような使い方でも心配ないでしょう。
タブレットの欠点
タブレットは手軽に長時間使えるメリットがある反面、細かな操作が要求される作業や複数のソフトを同時に起動した作業は苦手です。
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細かい作業がしにくいのが欠点
タブレットでは、細かい作業を行うのが難しいと感じることがあります。例えば、ウェブページで小さな文字のリンクをタップする、精密な写真加工を行うといった作業は、指の大きさやアプリの精度からうまくいかないことがあるからです。また、タッチスクリーンキーボードで長文を書くことも難易度が高いです。細かな操作が要求される場合はスタイラスペン、長時間文章を作成するにはキーボードなどのアクセサリを使うことをお勧めしますが、手軽さは損なわれます。
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長時間の作業に向かない
タブレットは、パソコンと比較すると機能に制限があるため、長時間の作業や複雑な作業には向いていないことがあります。タブレットのCPUの能力やストレージ容量、そして操作インターフェースの制限により、パソコンと比べて不利になることが多いです。高度な作業や長時間にわたる作業には、タブレットより多機能でパワフルなパソコンが適しているでしょう。
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複数作業の同時進行が難しい
タブレットはパソコンに比べて画面サイズ、メモリ容量、CPU性能に制限があることから、複数のアプリを同時に開いて効率的に操作することが苦手です。一部のタブレットのOSは、一度に複数のアプリを開いてもそれぞれを効率的に切り替えたり、並列して動作させたりする機能を備えていないこともあります。比較的安価な部品で構成されているタブレットの場合、複数のアプリを同時に動作させると十分なパフォーマンスを発揮できない可能性があります。
タブレットをもっと活用する方法
タブレットは、手軽さと直感的な操作性から、映画や読書、ゲームなど、エンターテイメント用途に向いているとされます。しかし、仕事や学習においても有用なツールとして使うことができます。タブレットを使って生産性を高める方法を紹介しましょう。
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キーボードを追加して
文字入力を簡単にタブレットで長文の入力やタイピング作業をしたい場合、物理的なキーボードを導入するといいでしょう。キーボードは高速で正確な入力を可能にし、生産性を大幅に向上させることができます。
一部のタブレットには専用のキーボードがあり、ノートパソコンとしても使えます。汎用的なBluetoothキーボードなら、1つのキーボードを複数のデバイスに対応できます。
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重い参考書は必要なし!
紙の書籍・資料を電子書籍に電子化した紙資料をタブレットで利用することで、情報の管理とアクセスを大幅に効率化できます。書籍、雑誌、新聞、レポート、メモなどを電子フォーマットにすることで、大量の紙資料を持ち運んだり、保管しておく必要がなくなります。
電子文書を検索可能な形式にしておけば、必要な情報を瞬時に見つけ出すことができます。また、注釈などもデジタル上で簡単に行えるアプリがあるので便利です。学習や仕事に大いに役立つでしょう。
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動画配信を使って
すき間時間を学習にタブレットの持ち運びやすさと高速起動の特性は、短いスキマ時間での学習に最適です。例えば、通勤途中や待ち時間などに、タブレットを使ってオンラインの教育コンテンツや動画配信サービスで学習するのです。
学習サービスには、動画での学習だけでなく、ノートを取ったり、質問を投稿したり、ディスカッションに参加したりするなども可能です。タブレットは、忙しいなかでも効率的に学習する機会を与えてくれます。
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Web会議・ミーティングが
簡単にできるタブレットはモバイルネットワークに接続することで、どこからでもインターネットにアクセスできる利便性を持っています。カメラも搭載しているので、移動中や外出先でのWeb会議への参加を可能にします。ノイズキャンセリング機能を搭載したマイクや、高画質なディスプレイを搭載しているタブレットなら、クリアな音声と映像で会議を行うことができます。タブレットはどこでもコミュニケーションを可能にするツールと言えます。
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