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これから理系の大学へ入学する予定で、大学で使うパソコンを探している人もいるのではないでしょうか。理系の大学ではさまざまな研究や分析を行うため、専門的なソフトを使うことがあります。価格だけで適当に選んだパソコンでは、大学で使用するのにスペック不足となってしまうかもしれません。この記事では、理系の学部・学科で使うのに適したパソコンの選び方や、おすすめのパソコンを紹介します。ぜひ参考にしてみて下さいね。
目 次
ほとんどの大学では学生サービスの一環として、パソコンを使える部屋が室が用意されています。オンライン授業や自習などで利用することができるため、わざわざ個人のパソコンを持たなくても良いのではないかと考える人もいるかもしれません。パソコンのスペックや選び方の前に、まずは理系大学生にパソコンが必要かどうか考えてみましょう。
結論から言うと、今や大学生活に個人所有のパソコンは必須と言っても過言ではないでしょう。大学にパソコンが設置されているとしても、設備数や開館時間の関係からいつでも好きなタイミングでパソコンを使えるとは限りません。パソコンを使った作業が必要となる度に大学に行かなければならないとなると、授業や課題・研究などでレポートや資料を作成することに消極的になってしまう可能性もあります。学校のパソコンだけでは不便なので、大学生活のモチベーションを維持するためにも自分のパソコンを持つことをおすすめします。
大学で使うパソコンは入学前に準備しておきましょう。大学に入学するとすぐに課題やレポートの作成が始まるため、3月中にはパソコンを購入し、本格的に授業が始まる前にパソコンを触って慣れておくことが大切です。実際に自分のパソコンを使ってみることで、パソコンケースや周辺機器など、本体以外にも必要だと感じるものが見つかるかもしれません。
パソコンはスペックによって価格が大きく異なります。理系の大学生向けのスペックであれば、安いもので約8万円から、高いものだと30万円を超えるものまで幅広いラインアップが提供されています。学部や学科など、パソコンを使って主にどのような作業をするかによって必要なスペックは変わってきますが、相場は10~20万円程度と考えておくと良いでしょう。つい安いものを選びたくなってしまうかもしれませんが、大学生活の途中で買い替えが必要になると余計に出費がかさみます。最低でも4年間は使えるものを選びましょう。
理系大学生が使うパソコンの主な購入方法を3つ紹介します。それぞれメリット・デメリットがあるため、何を重視するかよく考えて決めましょう。
量販店でパソコンを購入すると、実機を手に取って確認できるので購入してからイメージと違ったといった失敗を避けることができます。また、パソコンに関する知識をあまり持っていない人でも、店員からアドバイスを貰いながら選ぶことができます。ただし、量販店で販売されているパソコンはラインアップが限られており、本当に欲しいスペックのパソコンを置いていない場合があります。店舗の維持費や人件費などが商品価格に上乗せされるため、スペックに対して割高になってしまうこともあるかもしれません。
大学生協で販売されているパソコンは大学生向けの仕様となっています。スペックは大学ごとに必要な水準を満たし、学生向けの保証もしっかりしているといった特徴があります。一般的な保証では使用者の過失による故障や破損は保証されないケースが多いですが、大学生協で購入するパソコンであれば在学中の動産補償がついていることもあるようです。量販店と同じくラインアップが限られているため、他の学生と似たようなパソコンになってしまうことや、保証が手厚い分、割高となってしまう点には注意しましょう。
メーカーのWebサイトから購入することのメリットには、店頭よりも安く購入できる点や、ラインアップが豊富で希望するスペックにピッタリな機種を選べる点などがあります。予算に応じてある程度自由にカスタマイズすることができるため、自分に必要なスペックを理解している人にとってはコスパの良い買い物ができるでしょう。デメリットとしては、現物を見ずに購入することとなるため、サイズ感などをイメージしづらいといった点があります。
大学生活にパソコンが必要なことについて説明しましたが、実際に理系の大学生がどのような用途でパソコンを使うのか、具体的な事例をいくつか紹介します。
理系の大学生は自らの研究を進める上で、実験結果や大量のデータを分析・計算をする機会が多々あります。こんな時、Microsoft Excelを利用すればデータをまとめたり計算したりする作業がとても便利になります。マクロを利用することで複雑な処理を自動化することもできるため、ビッグデータを分析したり加工したりする場合はパソコンがあるとないでは作業効率に大きな差が生まれるでしょう。
建築系の学科ではCADやグラフィックス系のソフトを使って図面の作成を行います。平面グラフィックを扱うPhotoshopやIllustratorだけでなく、2Dや3Dを扱うAutoCADやArchiCADなどを使うこともあるでしょう。また、工学系やゲーム開発などを行う学科でも、ソフトは違ってもCADを使用して高精度な設計を行います。学生であれば無料で使用できるソフトもあるため、学科の知識と共にさまざまなソフトに触れてみることで、将来の仕事や研究の役に立つかもしれません。
情報系の学科ではプログラミングの学習が必須。しかし昨今ではあらゆる分野でAI技術が注目されており、情報系に限らず理系・文系問わずプログラミングスキルを身に付けることは就職や起業で有利になるでしょう。プログラミングを習得することでキャリアの幅が広がります。また、プログラミングに必要な論理的思考力は、理系の大学における調査・研究でもそのまま生かすことができます。
パソコンは就活時にも必要です。企業の情報収集や分析にパソコンは欠かせませんし、郵送ではなくWebサイトのフォームからエントリーを受け付ける企業も多いようです。また、コロナ禍の影響もあり、企業セミナーや面接をオンライン化する企業も増えてきています。そのため、パソコンがなければエントリーすらできないといったこともあるかもしれません。
サークルやボランティアなど、大学以外の活動でもパソコンが必要となることがあります。部費や経費の管理、書類や宣伝チラシの作成、ホームページの管理、SNSの運用など、スマホだけでは難しいような作業でも、パソコンがあることで作業効率が大きく向上します。
スマホで写真や動画を撮影していると、次第に容量を圧迫して新たな撮影やアプリのインストールなどができなくなってしまうことがあります。パソコンにデータを保存することで、万が一スマホを紛失・破損してしまった時のバックアップとすることができます。また、パソコンのアプリを使えばスマホではできないような高度な加工や補正も可能です。大学生活の思い出を記録に残しておくにはパソコンがあった方が便利でしょう。
受講している講義によってはレポートを作成して提出するよう求められることも。書籍やインターネットから収集した情報や、自分で研究した結果を分析・集計してレポートを作成します。研究室に入れば自分の研究を進めるだけでなく、研究結果を発表したりディスカッションしたりする機会も増えてきます。他者に自分の主張を分かりやすく伝えるため、パワーポイントなどを活用して資料を作成します。
コロナ禍の影響もあり、今やオンラインでコミュニケーションを取ることは当たり前となってきました。大学においてもオンラインで授業や研修を行うところも増えてきているようです。スマホやタブレットでも視聴することはできますが、画面が小さいと板書が見にくいなどのデメリットがあります。パソコンがあればオンライン授業や研修にも快適な環境で参加することができるでしょう。
大学で使うパソコンと言ってもプライベートな用途で使ってはいけないわけではありません。ゲームや動画鑑賞、情報収集など大学とは関係ない用途でパソコンを使うこともあるでしょう。パソコンを使った趣味や遊びを通してさまざまな経験を積むことで、将来の仕事や生活の役に立つスキルや人脈を得られることもあるかもしれません。
大学で使うパソコンと言っても、デスクトップ・ノート・モバイルノート・タブレットなど複数の種類があります。それぞれの特徴について理解し、最適なパソコンを選びましょう。
デスクトップパソコンは、ノートパソコンと比べて同じ価格帯であれば性能が高く、コスパに優れています。設置するのにある程度のスペースを必要とするものの、画面が大きくキーボードも使いやすいものを選ぶことが可能。そのため、レポートや論文を作成する時など、長時間の作業でも疲れにくいといったメリットがあります。また、耐久性やカスタマイズ性に優れており、使っている途中で性能不足を感じたらパーツ単位で換装・増設することができます。持ち運んで使うことはできませんが、自宅で集中して作業するのであればデスクトップパソコンが便利です。
ノートパソコンの最大の魅力は持ち運びができるという点。軽量なモデルを選べば持ち歩くのが苦にならず、大学の授業の合間に課題やレポート作成に取り組むことができます。設置に広いスペースを必要とせず、バッテリー駆動もできるのがノートパソコンならではの魅力です。場所を選ばず作業できるノートパソコンなら、空いた時間を有効活用することができるでしょう。理系の大学であれば研究室に所属すると調査・研究用のデスクトップパソコンが支給されることもあります。その場合、個人用のパソコンはスペックよりも携帯性を重視して選ぶと良いでしょう。
モバイルノートパソコンとは、ノートパソコンの中でも特に持ち運びに便利なモデルのことをいいます。具体的にサイズや重量などの定義があるわけではありませんが、13インチ以下のコンパクトで軽量なモデルを指すことが多いようです。A4のノートと同じくらいのサイズなので、普段使っている通学カバンに入れて持ち歩くことが可能。持ち運びを前提としているため、衝撃に強い頑丈な造りの製品ラインアップも豊富です。研究室や自宅に他に使えるパソコンがあり、2台目として持つなら持ち運びしやすいモバイルノートパソコンがおすすめです。
タブレットはノートパソコンよりも手軽に携帯できるのが便利。パソコンかタブレットどちらかしか選べないのであれば、機能面からパソコンをおすすめします。しかし、タブレットはノート代わりに使えるという魅力があります。手書きが可能なタブレットであれば、オンラインで配布された資料に直接書き込みできますし、視覚情報をそのまま記録することもできます。特に理系の大学の講義では記号や数式が使われることも多く、キーボードで入力するのは大変です。タブレットがあると勉強の効率が上がるため、可能であればパソコンと併用すると良いでしょう。
理系の大学といっても学部や学科によって学びや実験の内容はさまざまです。パソコンに必要なスペックはどのような作業を行うかによって異なるため、用途に合わせて適切なスペックを選びましょう。特にノートの場合は後からスペックを変更することが難しいため、慎重に選ぶ必要があります。
レポート作成や調べものがメインの場合はそこまで高いスペックは必要ありません。CPUはIntel Core i3~i5、メモリーは8GB~、ストレージはSSD 256GB程度で問題ないでしょう。WordやExcelを使った資料を作成するのにも十分なスペックです。研究や実験結果を集計したり分析したりするためのパソコンが他にある場合は、スペックを控えめにすることで無駄なコストを抑えることができるでしょう。
建築や設計、映像制作などを行う学科で、3DCADなど専門的なソフトを使う場合はグラボを搭載したパソコンが必要です。グラボは高性能なGPUを搭載した拡張ボードのことで、CPUに内蔵されているGPUではできないような高度なグラフィック処理を行うことができます。グラボがなければソフトが動かないこともあるため、まずは大学が推奨しているスペックを確認しましょう。CPUはIntel Core i7、メモリーは16GB~、ストレージはSSD 256GBが目安です。
パソコンを勉強に使いつつ、趣味にも使いたい。特にオンラインゲームを快適にプレイしたい人はゲーミングPCという選択肢もあります。ゲーミングPCはグラボを搭載しているため、ノート型だとしても重量が重く、ゲームをしないのであれば普通のパソコンを選んだ方が無難です。ただし、スペックが高くさまざまなアプリを活用した資料作りや作業も快適にこなせるといった魅力があります。CPUはIntel Core i7、メモリーは16GB~、ストレージはSSD 1TB、グラボはGeForce RTX 4060 Laptop 8GB以上が目安です。
パソコンのスペックは主にCPU、メモリー、ストレージ、GPUなどによって決まります。それぞれの役割について見ていきましょう。
CPUとはCentral Processing Unitの略称で、中央演算処理装置とも呼ばれます。主な役割は演算と制御で、パソコンが処理を行う際に中心的な役割を担っている重要なパーツです。CPUの性能はパソコン全体の処理能力にも影響するため、負荷の高い作業を行う場合は高性能なCPUが必要。パソコンと接続するデバイスの制御もCPUが行うため、用途に応じて適切なスペックを選ぶことが重要です。もし作業内容に対してCPUのスペックが足りていない場合、パソコンの動作が重くなったり、処理を実行することができなかったりといったこともあるかもしれません。
メモリーはデータを一時的に記憶しておくためのパーツ。通常、データを格納する場所はSSDやHDDなどのストレージですが、CPUが毎回ストレージからデータを読み込んでいては処理に時間がかかってしまいます。そこで、アクセス頻度の高いデータをメモリーに一時的に記憶しておくことによって、パソコンの処理速度を速めることができるのです。メモリーは作業台のようなもので、メモリー容量が大きいほど同時に複数の処理を実行することができます。理系の学生は専門的なソフトを使って多くのメモリーを必要とすることもあるため、ストレスなく作業できるよう大きめの容量を選んでおくと安心です。
ストレージはデータを保存しておくためのパーツ。SSDとHDDの2種類があり、SSDは容量当たりの価格は高いものの、読み込み・書き込み速度が高速です。一方、HDDは容量当たりの価格が安いため、サイズの大きなデータを大量に保存するのに適しています。どの程度の容量が必要となるかは使い方次第ですが、ストレージは容量が足りなくなっても後から外付けHDDやクラウドストレージを利用することによって対応することができます。限られた予算内でできるだけ高性能を追求するなら、ストレージよりもCPUやメモリーに予算を割いた方が良いでしょう。
GPUはグラフィック処理を行うためのプロセッサーです。Intel製のCPUであれば内蔵型のGPUが搭載されていることがほとんどですが、GPUが内蔵されていないCPUを選ぶ場合は別途グラボを用意しなければなりません。簡単なグラフィック処理であれば一体型のGPUで問題ありませんが、CADや3Dゲームなどの用途では高性能なGPUが必要です。グラボを搭載したパソコンであれば、高画質な映像を滑らかに幼児することができます。用途によってはグラボは不要ですが、使用するソフトやアプリによってはグラボがなければ動作しないものもあります。
OSとは、Operating System(オペレーティングシステム)の略称で、パソコンで何か作業をするためにはほぼ必須となるソフトウエアです。OSの種類は Windows、MacOS、ChromeOSなどがあり、ここでは主要な windows とMacOSの特徴について紹介します。
● Windows
Windows は世界中で最も高いシェア率を誇るOSです。個人だけでなく企業や官公庁でも使用されており、使用できるソフトが多いのも windows の特徴。Windows を使用できるパソコンは安いモデルからハイエンドまでラインアップが豊富で、目的に合わせてスペックを選べるのも魅力です。ゲーミングPCのOSはほぼ全て windows ですし、コスパを重視するなら windows がおすすめです。
● MacOS
MacOSは、Apple社が開発したパソコン向けのOSです。Macの代表的な魅力は本体のデザイン性が高いことや、フォントや画面の配色が美しいといった点でしょう。クリエイターに愛用者が多くMacOS専用のアプリもあるため、使いたいアプリが windows に対応していない場合はMacOSを選ぶ必要があります。ただしMacは基本的にハイエンドのみとなっており、人によってはコスパが悪くなってしまう可能性もあります。
大学によっては在学期間中にパソコンの貸し出しを行っていたり、研究室に入ればデスクトップパソコンが支給されたりする場合もあります。個人で使用するなら持ち運びができるノートパソコンが便利です。ここでは、ノートパソコンを選ぶ時にチェックすべきポイントについて解説します。
毎日大学に持ち運ぶのであれば重量は無視することのできない項目です。一般的に1.5kg以下のモデルであれば軽量な部類と言われています。本体の大きさやバッテリーの容量などによっても重量が変わってくるため、作業性と携帯性のどちらを優先するかよく考えて選びましょう。13インチ以下のモバイルノートと呼ばれるコンパクトなモデルであれば、重量が1kg以下のモデルも多くラインアップしています。
ノートパソコンはサイズによって使い勝手が大きく変わってきます。ここでは多くの人から選ばれているサイズを3つに分類し、それぞれの特徴について解説します。
● 持ち運び重視なら13インチ以下
13インチ以下のモデルはノートパソコンの中でも軽量でコンパクトな部類です。頻繁に持ち運ぶのであれば軽いに越したことはありませんし、13インチはA4よりもやや小さめのサイズなので、普段使っているカバンに入れて持ち運ぶことも可能です。10インチや11インチなどのサイズもありますが、あまり小さ過ぎるとレポートなどを作成するのにも苦労してしまうかもしれません。画面が小さいと表示できる情報量が少なく、キーボードも扱いにくくなってしまうので注意しましょう。
● 携帯性と作業性を兼ね備えた14インチ
14インチは据え置きと持ち運びの両方に適したちょうど良いサイズ。A4とほぼ同じ画面サイズで、カバンに入れて持ち運びやすいサイズと重量なので、毎日学校で持ち歩くのにも苦にならないでしょう。また、よく選ばれるサイズなのでメーカー間の競争が激しく、デザイン性に優れたモデルやコスパの良いモデルが多いのもこのサイズの特徴です。
● 作業性重視なら15インチ以上
15インチ以上は画面サイズが大きく見やすいのが特徴。キーボードも大きく、長時間のタイピングでも疲れにくいため、レポートや資料を作成する機会が多いのであれば使いやすいサイズです。ただし、サイズが大きく重量もあるため頻繁に持ち歩くのには適しません。設置場所が無くデスクトップを選べない、または頻度は低いものの持ち運びできるパソコンが欲しいという人は15インチ以上を選ぶと良いでしょう。
外出先でノートパソコンを使う機会が多いのであれば、バッテリー容量の大きなモデルを選びましょう。バッテリー駆動時間が長いと、電源が無い場所でも安心して使うことができます。ただし、バッテリー容量が大きなモデルはバッテリーサイズが大きく重量も増します。主な使用場所が自宅や大学であれば電源を確保することも容易なので、そこまで長時間駆動できなくても問題ありません。目安としては8時間駆動できれば十分でしょう。
インターフェースとは、HDMIやBluetoothなどパソコンと外部デバイスをつなぐための端子やスロットのことをいいます。理系の大学では自身の研究内容を発表する際に、パソコンとプロジェクターやモニターを接続する機会も多いでしょう。インターフェースが充実していればそれだけ拡張性が高くなるため、パソコンを購入する時は端子の種類や数、形状をチェックしましょう。
モニターはサイズ以外にも解像度やパネルの種類などもチェックしましょう。特にノートパソコンの場合は後からパネルのみを交換することができないため、購入時は慎重に選ぶ必要があります。
● 解像度
解像度は画面に表示できるドットの数のことをいい、「1,920×1,080」のように数値で表されます。解像度が高いほどきめ細かな映像を表示することができ、逆に解像度が低いのに画面サイズが大きいと画質が荒くなってしまいます。写真や動画などを扱うクリエイティブな学科の場合は解像度の高いディスプレイを選びましょう。
● パネルの種類や光沢の有無
パソコンのパネルには複数の種類があり、表示できる色の美しさや応答速度の速さなどがそれぞれ異なります。また、パネルには光沢のあるグレアと非光沢のノングレアの2種類があります。グレアは画面の色が鮮やかでコントラストが高いため、映像を視聴するのに適しています。一方、ノングレアは光の映り込みを抑えることができるため、長時間作業しても目への負担が少ないといった特徴があります。
キーボードはパソコンの使い勝手や作業効率を大きく左右する重要な要素です。ノートパソコンは本体とキーボードが一体となっているため、パソコンのサイズとの兼ね合いも考慮しながら使いやすいタイプを選びましょう。サイズによってはキーの配置や大きさ、テンキーの有無が異なります。レポート作成などでタイピングする機会が多いのであれば、多少本体サイズが大きくなっても入力しやすいキーボードを選ぶと良いでしょう。
大学ではオンライン授業や研修に出席したり、就活のオンライン面接などでビデオ通話を使ったりする機会もあるため、Webカメラは必須と言っても過言ではありません。最近のノートパソコンであれば、ほとんどのモデルにWebカメラが内蔵されています。外付けカメラは画質や光感度、視野角などが内蔵のものより優れていますが、大学で使用するパソコンであればわざわざ外付けカメラを購入する必要はなく、内蔵カメラで十分でしょう。
理系の大学生が使うパソコンについて、よくある質問をQ&A形式で解説します。
一般的にノートパソコンの寿命は3年から5年、デスクトップパソコンでは約5年と言われています。もちろん使い方によって寿命は長くも短くもなります。大切に扱えば、大学に在学中の4年間は同じパソコンを使い続けることもできるでしょう。パソコンの寿命はハード面だけでなく、性能面での寿命もあります。あまりスペックの低過ぎるパソコンを購入してしまうと、途中でソフトのアップデートに耐えられなくなってしまう可能性もあるため注意しましょう。
ノートパソコンのバッテリーは最低でも7時間以上は駆動できると安心です。ただし、バッテリーの駆動時間が長いということはサイズや重量も大きくなってしまいます。主な使用場所が自宅や大学であるなら電源を確保できるため、そこまで大容量のバッテリーは必要ないかもしれません。こまめに充電できるのであれば、バッテリー容量よりも軽さや持ち運びやすさを重視した方が良いでしょう。
多くのメーカーでは基本保証を1年と定め、希望すれば有償で保証期間を延長することができるようになっています。パソコンを持ち運ぶ機会が多ければ、落下や飲み物をこぼして故障させてしまうかもしれません。パーツによっては修理や交換にかかる費用が数万円することもあるため、すぐに故障してしまうのが心配なら加入しておいた方が良いでしょう。
趣味用途のパソコンであればどちらのOSを選んでも問題ありませんが、理系の大学で使うパソコンであればまずは大学の推奨スペックを確認しましょう。もしOSに関する大学の指定が無く、どちらにするか迷ったら windows をおすすめします。なぜなら、Windows パソコンはMacと比べて使っている人が多く、MacOSは専門ソフトに対応していないこともあるためです。
中古パソコンは相場よりも値段が安く魅力的に感じるかもしれませんが、大学で使うパソコンは新品の購入をおすすめします。中古パソコンは購入時点での劣化状況が不明なため、在学中に故障して使えなくなってしまうリスクがあります。試験や就活など大事なタイミングで不具合が発生してしまうかもしれません。また、新品を購入することで入学時の高いモチベーションを維持したまま勉強や研究に励むことができるでしょう。
基本的には理系でも文系でも必要とするスペックに大きな違いはありません。もちろん複雑な処理を行う場合や、専門的なツールを使用する場合は高いスペックのパソコンが必要となることもあります。もし入学後に理転・文転して既に使っているパソコンを買い替える必要があるのかと悩んでいるのであれば、わざわざ買い替えなくても大丈夫です。現在使っている機種をそのまま使い続けても問題ありません。
ここまでパソコンの選び方について解説してきましたが、具体的にどれが良いのか知りたいという人もいるでしょう。ここではLenovoのパソコンの中から、理系大学生におすすめのパソコンやタブレットを4点紹介します。
Lenovo Yoga 7 2-in-1 Gen 9 (14型)
「Lenovo Yoga 7 2-in-1 Gen 9」は2in1と呼ばれるタイプの14型ノートパソコンです。スクリーンはタッチパネルを採用しており、モニター部分は自由に回転させることができるのが特徴。タブレットとして使用することも可能です。理系の大学の場合はタイピングではなく手書きメモが便利なケースも多々あるため、タブレットとの2台持ちを検討している人はこれ1台で完結することができます。
理系の大学で使用するパソコンを選ぶなら、まずは大学の推奨するスペックを確認する必要があります。学部や学科によって必要なスペックは異なるため、一概にどれが最適ということはできません。スペックの高いパソコンは価格も高くなるため、大学の推奨スペックと自分のやりたいことを達成するために、どの程度のスペックが必要であるかを確認することが重要です。パソコンは安い買い物ではないため、せっかく購入するなら愛着を持って在学期間中を通して使い続けられるような1台を見つけて下さいね。