目 次
パソコンを購入したらやること
パソコンを購入したら初期設定が必要です。初期設定ではどういったことを行うのか、大まかに解説します。あらかじめどういったことをやるのかを把握しておき、初期設定の作業をスムーズにはじめられるようにしましょう。
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パソコンのセッティング
パソコンを箱から取り出したら、まずは作業しやすいスペースを確保します。デスクトップパソコンの場合は、基本的にそのスペースが設置スペースになるでしょう。
設置スペースを選ぶときは、キーボードやマウスが操作しやすい、ディスプレイが見やすいなどが重要です。そのほかにも、電源を確保しやすい場所か、LANケーブルが届くか、Wi-Fiの受信に問題がないかなどを考慮してください。
あとは電源ケーブルを接続したあと、LANケーブルまたはWi-Fiなどでインターネット回線へ接続すれば、パソコンのセッティングは完了です。
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Windowsのセットアップ
パソコンの初期設定の大半は、Windowsのセットアップです。パソコンを使うこととWindowsを使うことはほとんど同じ意味なので、Windowsが使える状態になるのが、初期設定の目的といえるでしょう。
Windowsのセットアップは基本的に指示に従って進めていくだけですが、インターネットへの接続やMicrosoftアカウントの設定など、いくつか手間取るポイントがあります。そういった手間取るポイントをクリアできれば、Windowsが使える状態になります。時間はかかりますが、手順を追っていけばセットアップを完了できます。
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使用環境のセッティング
Windowsのセットアップが終われば、パソコンの初期設定はほぼ終わりです。ただし、Windowsのアップデートなどの作業がまだ控えています。そのままでも使うことは可能ですが、安心して使うため、そして自分にとって使いやすいパソコンにするため、使用環境のセッティングを行いましょう。
Windowsのセットアップで誤って設定したことも、あとから変更することが可能です。Microsoft Officeをはじめとする、ソフトのインストールなども必要です。
自分に合った使用環境へセッティングすることで、パソコンの初期設定が完了します。
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自分では難しいと思ったら
業者に依頼することも可能難しそうに思えるかもしれませんが、手順どおりに進めていけばパソコンの初期設定は、それほど難しいものではありません。しかしそれでも、ある程度のパソコンの知識は必要で、初心者にはハードルが高いこともあるでしょう。そういった場合、有料でセットアップを引き受けてくれる業者の利用を検討するのもひとつの方法です。
基本的な設定やインターネットへの接続など必要最低限のことを代行し、パソコンを使用できる状態にしてくれます。自分で初期設定を行うのは難しいと思ったら、業者への依頼を検討してください。業者に依頼するときは、必ずサービス内容と料金を確認しましょう。
パソコンのセッティングをする
いよいよ、実践的にパソコンの初期設定を進めていきましょう。最初はパソコンそのもののセッティングです。ノートブックなら場所を移動できますが、デスクトップパソコンではセッティングした場所がその後も使い続けるスペースになります。よく考えて設置スペース選びからはじめましょう。
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設置スペースの確保をする
初期設定を行う前に、まずパソコンの設置スペースを確保する必要があります。デスクトップパソコンは移動が難しいため、その後も使い続ける場所で初期設定を行うことをおすすめします。ノートブックならどこでもよいでしょうが、初期設定には時間がかかるので作業のしやすい場所を選びましょう。
設置スペースとしては、次のポイントを押さえておきましょう。
- 作業スペースとして必要な広さがある
- LANケーブルが届くまたはWi-Fiが届く
- 電源を確保できる
また、パソコンを部屋のすみに設置すると、埃を吸い込んで不調の原因になります。部屋のすみを避けて設置するか、小まめに清掃できる場所に設置しましょう。
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電源、周辺機器の接続
パソコンを設置したら、次は電源ケーブルや周辺機器と接続します。中でも電源は特に重要で、コンセントの位置と離れた場所だと、ケーブルを足に引っかけてしまうおそれがあります。できればデスクの下など、ケーブルが足に引っかからないようにしましょう。
電源ケーブルを接続したら、キーボードやマウス、ディスプレイ、プリンターなどの周辺機器も接続していきます。周辺機器との接続も足を引っかける、作業のじゃまにならないことを意識して行いましょう。
BluetoothやWi-Fiなど無線接続するものは、Windowsのセッティングを終えてから行います。
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インターネット回線の用意
Windowsのセットアップではインターネット回線が必要です。パソコンの初期設定を行うにあたって、インターネット回線は欠かせないものなので、あらかじめ使える状態にしておきましょう。
ルーターを用意してLANケーブルで接続する場合は、パソコンのLANポートにコネクタを挿し込んでください。Wi-Fiの場合はWindowsのセットアップ中に接続を行います。そのときにWi-Fiのパスワードが必要になるため、あらかじめ用意しておいてください。Wi-Fiはスマホで使用しているものと同じです。
自宅のWi-FiにモバイルWi-Fiルーターを利用している場合は、使用するデータ量が多いので注意してください。
Windowsのセットアップをはじめる
パソコンのセッティングを終えたら、いよいよWindowsのセットアップです。パソコンの初期設定の中でも、特に重要なものです。このセットアップが完了したら、パソコンが使えるようになります。手順を追っていくだけなので、それほど難しくはありません。
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セットアップには時間がかかるので注意
Windowsのセットアップには、ある程度の時間がかかります。そのため、実際に作業を行うときは、時間に余裕を持たせておきましょう。特に時間のかかる作業が、Windowsアップデートです。インターネット回線の速さによっては、相当な待ち時間が生じることもあります。途中で何らかのトラブルなどが起こることも想定して、長めの2時間程度の余裕を持たせておくことをおすすめします。
セットアップを終えたあとにソフトのインストールなども行うのであれば、さらに時間がかかることに注意してください。セットアップ後の予定を入れておかないのもよいでしょう。
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言語・キーボードの設定を行う
パソコンの電源を入れると、Windowsのセットアップがはじまります。最初に行うのは言語の設定です。特に問題がなければ、最初から選択されている日本語のままで大丈夫でしょう。言語の設定のあとは、国または地域の選択を行います。これも問題がなければ、そのまま日本にしておきましょう。
次の設定するのはキーボードのレイアウトです。キーボードのレイアウトには、さまざまな種類のものがありますが、日本で購入した一般的なパソコンなら特に設定することなく使うことができます。「はい」をクリックしたあと、2つ目のキーボードレイアウトの設定を「スキップ」をクリックして飛ばしてください。
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Wi-Fiなどでインターネットへ接続する
Windowsのセットアップでは、インターネットの接続が必要です。そのため、キーボードの設定を終えたあとは、Wi-Fiへ接続するための設定を行います。パソコンをLANケーブルでインターネットへ接続している場合は、「次へ」をクリックしてWi-Fiの設定を飛ばせます。
Wi-Fiの設定では、使用するネットワーク名を選んで「接続」をクリックし、Wi-Fiネットワークのパスワードを入力します。問題なく接続できれば、ライセンス契約を行います。契約内容を確認したら「同意」をクリックします。その後、パソコンの名前をつけたら「次へ」をクリックしてください。パソコンの名前はそのままでも大丈夫ですし、あとから変更も可能です。
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Microsoftアカウントを入力する
パソコンの名前をつけたら、Microsoftアカウントを入力してサインインをします。これまでの使ってきたパソコンでMicrosoftアカウントを作成してある場合は、Microsoftアカウントを入力します。もし、Microsoftアカウントを持っていない場合は、「作成」をクリックすれば新規作成が可能です。
サインインをしたら以前使用していたWindowsの設定を取り込み、新しいパソコンでも使用できます。そのあとはWindowsへサインインするときに使用するPIN(暗証番号)を作成してください。
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Microsoftアカウントの作成
Microsoftアカウントはマイクロソフト社が提供するサービスを利用したり、Windowsの設定を引き継いだりするときに使用します。Windowsを使用には必要になるため、Microsoftアカウントを持っていない場合は、セットアップの段階で新規作成することになります。費用は無料です。
Microsoftアカウントを使用するにあたって、メールアドレスは必要ありません。アカウントを作成するときに、新しいメールアドレスも作成できます。すでに所有しているメールアドレスを使用することも可能です。
メールアドレスに使用したい文字半角英数字と記号( - . _ )を入力してパスワードを設定し、名前、国や地域、生年月日などを入力すれば、Microsoftアカウントの新規作成は完了です。
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その他の設定を行い、
WindowsにサインインするMicrosoftアカウントでサインインして、PINを設定したあとは、細かな設定を行います。これらの設定はあとから変更可能です。
プライバシーの設定、エクスペリエンスのカスタマイズ、Androidの連携、OneDriveへのバックアップ、PC Game Passへの申し込みなどの設定を行います。プライバシーの設定では、パソコンの位置情報の共有などを設定します。そのほかの設定は、いったんスキップしても問題ありません。
これらの設定を終えるとWindowsの起動準備がはじまります。サインインするときは、設定したPINコードを入力すれば、Windowsを操作できるようになります。
使用環境のセッティングを行う
Windowsのセットアップが完了したら、使用環境のセッティングを行います。細々とした設定は使いながらでもよいでしょう。しかし、使いはじめる前にやっておきたいものもあるので、Windowsのセットアップを終えたら対応してください。
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Windowsアップデートを行う
Windowsを起動して最初にはじめるのは、Windowsアップデートです。購入したばかりのパソコンのWindowsはアップデートがされておらず、古いままの状態です。最新のWindowsと同じものにする必要があります。すでに明らかになっているセキュリティの欠点や機能的な問題、新機能などが追加されて、いま使用しているWindowsより安心して使えるものになります。
Windowsアップデートには時間がかかるため、そのまましばらく置いておきましょう。ダウンロードとアップデートで、数十分はかかります。
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設定のやり直し、名前の変更などをする
Windowsのセットアップをしたときの設定は、あとから変更できるものもあります。パソコンの名前は初期状態のままだと、メーカーが設定したものになっています。これだとLAN内にパソコンが複数あるとき、どれがどれなのかがわかりにくくなります。
1.Windowsボタンを右クリック
2.メニューの「システム」をクリック
3.「名前の変更」をクリックこれで名前の変更ができます。変更したあとは再起動が必要です。
プライバシー設定も左のメニューにある「プライバシーとセキュリティ」をクリックすれば、変更が可能です。セットアップのときに誤って設定しても大丈夫です。
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ソフトをインストールする
パソコンで使用するソフトのインストールを行います。ソフトをインストールするときは、使用条件を満たしているかどうかを確認したうえで行いましょう。古すぎるソフトはインストールできないことが多く、逆に非常に高い性能を求めるソフトもあるため注意が必要です。
複数のストレージを内蔵している場合は、どのストレージへインストールするかも決めておきましょう。Windowsと同じストレージへソフトをインストールすると、空き容量が不足することがあります。
また、ソフトを起動したら、アカウント登録などソフトごとに初期設定が必要になることがあります。
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