目 次
法人向けと個人向けのパソコンはここが違う
法人向けパソコンと個人向けパソコンでは、パソコンの構成やリスク管理の考え方などに違いがあります。具体的にどのような点が異なるのか見ていきましょう。
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OSやエディションの違い
OSとはパソコン全体の動作を管理するソフトウエアのこと。主なOSにはWindowsやMacOSなどがありますが、法人向けパソコンで良く使われているのはWindowsです。WindowsはさらにHomeとProという2つのエディションが用意されており、ビジネス用途の場合はProエディションがおすすめ。Proエディションは、リモートデスクトップで接続元(ホスト)になれる機能や、セキュリティ機能が強いなど、法人としてパソコンを運用するために必要な機能が備わっています。
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スペックに対する考え方の違い
法人向けパソコンは、個人向けパソコンよりも用途が明確なため、必要なスペックを定めやすいという特徴があります。高性能なパソコンは幅広い業務に対応できて便利ですが、導入コストや電気代などのランニングコストが高くなってしまいます。無駄にハイスペックな機種を選ぶのではなく、業務に必要最低限なスペックの機種を選ぶことが望ましいでしょう。
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サポート内容の違い
法人向けと個人向けではメーカーのサポートに対する考え方も異なります。法人向けパソコンは個人向けよりも1日あたりの稼働時間が長く、パソコンへかかる負荷が高くなることが想定されます。もしパソコンが故障してしまったら業務が停滞してしまう恐れがあるため、安定した運用が可能なサポートを必要とします。オンサイト保守などの契約をすることによって、企業のデバイス管理担当者の負荷を低減し、業務の生産性を高めることができるでしょう。
法人向けパソコンを購入する時のポイント
法人向けパソコンを購入する時に注意したいポイントについて説明します。
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リースやレンタルなら初期費用を抑えられる
パソコンを調達する手段は購入以外にも、レンタルやリースという方法があります。いずれも外部からパソコンを借り受けて使用するというもので、パソコンの所有権は貸出元の会社にあります。レンタル代やリース代を負担する必要はありますが、パソコンの購入費用や固定資産税を支払う必要がないため、レンタルやリースなら初期費用は抑えることが可能です。ただし、長期間使用する前提であれば、購入した方が支払い総額は安くなるケースがほとんどです。
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中古品の購入は避ける
中古のパソコンは価格が安いため魅力的に感じられるかもしれません。しかし、法人向けパソコンの場合は特に中古品は避け、新品での購入をおすすめします。中古のパソコンは新品よりも故障や不具合が発生する可能性が高く、業務が停滞してしまうリスクがあります。また、セキュリティ面でも不安があるため、信頼を大切にする法人としては中古品の導入は避けた方が無難です。
法人向けパソコンのおすすめモデル
ここでは法人で使用するのにおすすめのパソコンを、デスクトップ型とノート型からそれぞれ1点ずつ厳選して紹介します。
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ThinkCentre Neo 50t Tower Gen 4
ThinkCentre Neo 50t Tower Gen 4
「ThinkCentre Neo 50t Tower」はタワー型のデスクトップパソコンです。タワー型は拡張性が高く、業務の内容に応じてパソコンのスペックを自由にカスタマイズできるという特徴があります。本製品は第13世代Intel Coreプロセッサーを搭載可能で、高いパフォーマンスを発揮します。また、Lenovo独自のICE(インテリジェント・クーリング・エンジン)機能により、静音性と省エネ性も高く、複数台のパソコンが長時間同時に稼働するビジネス用途としても適しています。
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ThinkPad X1 Carbon Gen 11
まとめ
法人向けパソコンは、ビジネス用途に適しているOSであるWindows Proを選びましょう。また、スペックについては必要以上に高性能なものを選ぶのではなく、導入コストやランニングコストも考慮して、業務を遂行するのに必要十分なスペックを選ぶことが大切です。 Lenovo Proでは、Lenovoのパソコンやモニター、周辺機器を法人対象特別価格でご案内。パソコンや周辺機器のご購入に関するご相談もお受けしております。複数台やPro OS搭載モデルのご購入をご検討の際は、ぜひこちらからお問い合わせ下さい。/business/benefits/