目 次
ノートブックでカスタマイズできる項目
カスタマイズの内容として選べる項目は、CPU からディスプレイまでさまざまです。モデルやメーカーによっても異なるため、代表的な選択肢として 8 つの項目をご紹介します。
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①CPU
パソコンを操作する上で、とくに重要な要素といえるのが「CPU」です。パソコンの立ち上げからデータの処理まであらゆる動作にかかわっています。パソコンの購入時には CPU を確認して、希望する性能を備えたものを選択しましょう。
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②OS
OS といえば Windows が主流ですが、Windows にも「Home」「Pro」の 2 種類があります。一般家庭向けが Widonws 10 Home で、法人向けの機能が備わったのが Windows 10 Pro と覚えておきましょう。
ちなみに Windows 10 Pro では CPU が最大 2 つまで、メモリ数は 2TB まで搭載できます。加えてセキュリティ機能も高いため、ビジネス目的の一般ユーザーであれば選択する価値は十分にあるでしょう。Windows 以外では、Google の Chrome OS があり、Chromebook に搭載されています。
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③メモリ
メモリは、一時的にデータを保管するためのパーツです。ノートブックでもっともカスタマイズしやすいパーツでもあり、使用環境にあわせて増設・交換できる製品も多数あります。
パソコン購入時には容量の確認だけでなく、スペック表で最大容量や空きのスロットがあるかもチェックしておきましょう。
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④ストレージ
パソコンにデータを保存できる量は「ストレージ」の容量によって決まります。ノートブックは増設が困難なケースも多いため、用途に応じて選択することが大切です。
たとえば HDD と SSD の選択だけでなく、容量を変更できる製品もあります。現在使用しているパソコンがある場合は、容量の目安を把握しておくと良いでしょう。
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⑤ディスプレイ
本体とディスプレイが一体型になったノートブックは、デスクトップのように「ディスプレイだけ買い替える」といった方法が選択できません。光沢の有無や解像度などに注目し、快適に使えるかどうかを重視しましょう。
解像度の低いモデルを選んだ場合、ちらつきが多くなり目の疲労につながる可能性もあるので注意が必要です。
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⑥LTE 接続の有無
場所を問わず作業したい人は、LTE に対応したノートブックがおすすめです。携帯電話会社の電波を介してインターネットに接続するため、Wi-Fi 以外の接続方法として活用できます。
誰でも使える無料の Wi-Fi スポットは個人情報を盗まれるリスクがありますが、LTE 対応であればセキュリティ面でも安心です。万が一パソコンを紛失しても、遠隔操作でロックやデータ消去できるサービスもあります。パソコンを頻繁に持ち運んで利用する方は、LTE 搭載可能かどうかもチェックしましょう。
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⑦Office ソフトの有無
Word や Excel の利用が想定される場合は、Microsoft Office ソフトを搭載したモデルを選んでも良いでしょう。パーツのカスタマイズができなくても、Office ソフトの有無のみ選べるノートブックもあります。
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⑧そのほかのカスタマイズポイント
CPU やストレージといった基本的な項目以外にも、メーカーが定めた範囲内であればカスタマイズが可能です。キーボードのサイズやボディカラー、保証期間などが挙げられます。ほかにも、グラフィックス (GPU) 、内蔵カメラ、通信機能、Bluetooth などもチェックしておきましょう。
ノートブックをカスタマイズする際のポイント
可能な限りハイスペックなパソコンにカスタマイズしたいものですが、性能のみを重視するのは適切といえません。予算とスペックのバランスを考えたパーツ構成にすることが大切です。
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用途に合わせて性能を選ぶ
CPU・メモリ・ストレージは、購入する前に具体的な条件を挙げておきましょう。たとえば、Web ブラウジングや軽い作業が目的であればハイスペックな製品は必要ないですし、フリーランスやビズネス目的であれば、ある程度のスペックにする必要があります。
予算を抑えすぎると思い通りに利用できなくなる可能性もあるため、事前に最低限必要なスペックをチェックしておくことも大切です。
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大学生やビジネスマンなら
Office ソフト付きを選ぶMicrosoft Office ソフトを使う機会が多い場合は Office 搭載モデル、もしくはカスタマイズで Office を選択しましょう。購入後に別途インストールすることも可能ですが、パソコン入手後から作業をスタートできるメリットがあります。
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保証期間を選ぶ
なんらかの原因により、操作が困難になったり破損したりするかもしれません。万が一の金銭的負担を考慮して、保証期間もしっかり確認しておきましょう。期間が長いほど追加料金も高額になるため、予算と比較しながら決めることが大切です。
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必要性に応じてオプションを付ける
外観を左右するカラーや操作性に重要なキーボードは、必要性に応じてカスタマイズします。内容によっては追加料金が発生するため、優先順位を決めておくと良いでしょう。CPU などに比べて重要度は下がるものの、購入後の満足感を得るためにも注目しておきたいポイントです。
まとめ
レノボでは、カスタマイズ可能なノートブックを多く展開しています。購入予算でパソコンのスペックを調整できるため、あなただけの特別な 1 台をお選びいただけます。