AIアシスタント機能を持つMS Copilotとは?

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AIアシスタント機能
を持つMS Copilotとは?

さまざまなAI機能でユーザーをサポートしてくれるCopilot。Microsoftと連携することで、長文の要約や資料の作成など仕事の生産性を高めることができます。そんなCopilotについて、AI関連の話題で耳にしたことはあっても、実際にどのようなものなのかまだ良く理解していないという人も多いのではないでしょうか。この記事ではCopilotの基本的な内容について、初心者向けに分かりやすく解説します。

Copilotとは

Copilotとは

AI関連の話題の中で「Copilot」という単語を耳にすることはあっても、まだあまりなじみが無いという人も多いかもしれません。ここではCopilotの概要について解説します。

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    Microsoftが開発した
    AIアシスタント機能

    Microsoft Copilot(コパイロット)とは、MicrosoftがOpenAIのGPT-4技術を基盤に開発した生成AIアシスタントです。

    2023年2月に「Bing Chat」として公開後、同年9月にMicrosoft Copilotへ改称されました。無料版では最新Web情報の検索・テキスト生成・画像生成(DALL-E)に対応し、有料版(Copilot Pro・Copilot for Microsoft 365)ではWord・Excel・PowerPointなどMicrosoft 365アプリとの深い連携が可能です。

    Windows 11にはCopilot in Windowsとして組み込まれており、タスクバーから即座に呼び出せます。

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    元々は「Bing Chat」として
    提供されていた

    Copilotは元々Webブラウザ「Edge」の拡張機能として、2023年2月からBing Chatという名称で提供されていました。Bing Chatとは検索エンジン「Bing」にチャット形式で質問を投げかけることで、AIが検索エンジンを使ってリアルタイムな情報を提供してくれるサービスとして人気を集めました。2023年11月には、名称を「Microsoft Copilot」へと変更しています。

CopilotとChatGPTの違い

CopilotとChatGPTはどちらもOpenAIが開発したGPT-4をベースとしている点は共通していますが、両者にはいくつか違いがあります。どのような点が異なるのかを含めてCopilotの特徴について解説します。

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    「GPT-4」を無料で使用できる

    OpenAIが開発した言語処理AIモデル「GPT」にはGPT-3、GPT-3.5、GPT-4など複数のモデルがあり、後ろの数字が大きいほど上位モデルであることを意味します。GPT-4は2024年9月時点の最新バージョンで、下位モデルと比べると出力精度が高く、複数の指示を含むプロンプトにも対応することが可能。無料版のChatGPTはGPT-3.5がベースとなっていますが、CopilotはGPT-4を無料で利用することができるため、より高度な処理を行うことができます。

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    Webから最新の情報を検索できる

    無料版のChatGPTにはブラウジング機能がないため、提供される情報が少し古い場合があります。一方、Copilotにはブラウジング機能があるため、インターネット上の情報を検索して最適な回答をユーザーに提供します。気になる内容について最新のニュースや動向を示してくれるのはCopilotの魅力といえるでしょう。

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    テキストだけでなく
    画像や音声でのやりとりが可能

    ChatGPTは基本的にテキストでプロンプトを入力しますが、Copilotはテキストだけでなく画像認識機能が搭載されています。画像認識機能ではAIが画像に何が映っているのかを解析し、アップロードした画像に関連する情報を提供してもらうことや、画像に関連する質問をすることができます。また、Copilotでは音声入力にも対応しているため、文字を入力するよりも手軽に必要な情報にアクセスすることができるでしょう。

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    画像生成が可能

    ChatGPTの無料版には画像生成機能がありませんが、Coplilotならテキストから画像を生成することが可能です。画像生成AIにはいくつかの種類がありますが、CoplilotにはOpenAIが開発した「DALL-E3」が搭載されています。この画像生成AIは日本語に対応しており、プロンプトを入力することでプレゼン資料やデザイン素材としても使える高品質な画像を生成することができます。

Microsoft Copilotは全部で3種類ある

Microsoft Copilotは全部で3種類ある

Microsoft Copilotには個人が無料で使用できるものから、法人向けの有料サービスまで全部で3種類のプランが用意されています。それぞれ利用可能な機能や高速で画像生成できる枚数に違いがあるため、登録する場合は違いを理解した上で自分に最適なプランを選びましょう。

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    Copilot in Windows(無料)

    Copilot in Windowsは2023年9月のWindowsアップデートにより、Windows11に新たに搭載されたAIアシスタント機能。Windowsユーザーであれば誰でも無料で利用することができるのが魅力です。Bing Chatと連携しており、チャット形式で質問をすると必要な情報に素早くアクセスしたり、パソコンの設定画面を開いたりすることができます。

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    Microsoft Copilot Pro(有料)

    Microsoft Copilot Proは個人向けの有料サービスです。無料版のMicrosoft Copilotは混雑時に処理速度が低下する場合がありますが、Copilot Proなら優先的にサービスにアクセスすることが可能。また、Microsoft 365との連携機能も付いているため、資料の作成や文書の要約、スケジュール管理などさまざまな便利な機能を利用することができます。

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    Copilot for Microsoft 365(有料)

    Copilot for Microsoft 365は法人向けの有料サービスです。Copilot Proの機能に加え、Microsoft Teamsでリモート会議の議事録を作成したり、Power Platformでローコード開発したりといった機能が追加されます。また、Copilot for Microsoft 365では情報源を社内データにカスタマイズすることができるため、業務の効率化を図ることができるでしょう。

Copilot(無料版)を利用する方法

Copilot(無料版)を利用する方法

無料版のCopilotはWindowsのホーム画面やWebブラウザから起動することができます。それぞれの使い方や活用方法などについて紹介します。 関連記事:Copilotの使い方(初心者向け)

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    Copilot in Windowsは
    アイコンをクリックするだけ

    Copilot in Windowsを起動するには、WindowsデスクトップのタスクバーにあるCopilotアイコンをクリックします。起動したAIアシスタントにチャット形式で質問や指示を行うことで、日常的な作業を大幅に効率化することができるでしょう。Windowsの標準機能として組み込まれているため、利用に際して特別な設定やインストールなどの準備は不要。Windowsユーザーなら誰でも利用することができます。

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    Edgeブラウザなどの
    Webサービス版にアクセスする

    CopilotはWindows専用のAIアシスタント機能だけでなく、Microsoft EdgeブラウザなどのWebサービスでも利用することができます。こちらはスマホやタブレットからもアクセスできるため、ちょっとした調べものをしたい時なども便利です。ブラウジング機能を搭載しているため、インターネット上での情報検索やテキスト生成に活用することができます。

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    スマホ版はApp Storeや
    Google Playから入手

    Copilotはスマホでも利用することができます。ブラウザを使ってWebサービス版にアクセスしても良いのですが、App StoreやGoogle Playからアプリをダウンロードし、インストールすれば手軽にAIアシスタント機能を利用可能。スマホでCopilotを使うことができれば、移動中や外出先でもメールの処理やテキスト作成、情報検索など、日常のタスクを効率的にこなすことができるでしょう。

Copilot(有料版)を利用する方法

Microsoft Copilotは無料でも使うことができますが、さまざまなアプリと連携したり独自のCopilotGPTを構築したりといった使い方をするのであれば、有料版を契約する必要があります。個人が契約できる有料プランは「Microsoft Copilot Pro」で、もしMicrosoft365でCopilotを使用したい場合は、さらにMicrosoft 365(PersonalもしくはFamily)の契約が必要となります。

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    個人がCopilotを
    利用するために必要な費用

    Microsoft 365とはクラウドを利用した生産性プラットフォームです。クラウド上のドキュメントに対して複数人でリアルタイムに作業を進めることができます。

    有料版のCopilotを利用するためには、Microsoft 365のサブスクリプションが必要。プランはPersonalとFamilyの2つが用意されており、2024年9月時点での費用はそれぞれ以下の通りです。利用頻度や必要な機能を考慮して最適なプランを選びましょう。

    Microsoft 365 Personal Microsoft 365 Family
    利用可能なユーザー数 1人 1~6人
    同時接続可能台数 5台 5台
    クラウド ストレージ 1TB 最大6TB
    費用(月額プラン) 1,490円/月 2,100円/月
    費用(年額プラン) 14,900円/年 21,000円/年

Copilot(有料版)の活用例

Copilot(有料版)の活用例

CopilotとMicrosoft 365のアプリを連携させれば、WordやExcel、PowerPoint、Outlook、Teamsなどを使ってより生産性を高めることができるでしょう。具体的にどのようなことができるのか活用例を紹介します。

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    メールの要約や返信案の作成

    Outlookでは、受信したメールの内容を自動で要約し、適切な返信案を作成する機能を利用することができます。これにより、大量のメールに対する返信作業が効率化され、重要なポイントを見逃すことなく迅速な処理が可能となります。特に、忙しいビジネスパーソンにとってはメール対応の時間を短縮できるため、生産性を向上させる大きなメリットとなるでしょう。

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    Wordで文書の作成・編集

    Microsoft Wordと連携したCopilotは、文書の自動作成や編集を自動で行ってくれます。テンプレートを使用して効率的に文書を生成する他、AIが内容を整理して長文の要約をすることも可能。また、文法や構成をチェックする機能も備わっているため、時間をかけずに高品質な文書を作成することができます。ビジネスにおいては報告書や契約書の作成などで役立つでしょう。

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    Excelで図表を使った資料の作成

    ExcelとCopilotを連携させるとデータを自動的に分析し、最適な図表を作成することができます。大量のデータを扱う際に、分析結果を視覚化して見やすい資料を素早く作成できるのが魅力。数式や関数を細かく指定しなくてもAIが自動で計算して図表やグラフを生成してくれるため、データ分析にかかる時間を大幅に短縮することができるでしょう。

    関連記事:ExcelでCopilotを使う方法

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    Power Pointでプレゼン資料の作成

    Copilotは、Power Pointでも活用することができます。プレゼン資料を自動で生成したり、デザインやレイアウトを提案したりしてくれるため、短時間で質の高いプレゼン資料を作成することが可能です。スライドの内容もAIが情報を分析して要点を整理し、適切な構成で作成されるため、ビジュアルと内容の両面でインパクトのある資料を作ることができます。

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    メモの要約やToDoリストの作成

    Copilotは、日々のメモや会議の内容を自動で要約し、さらにToDoリストを作成する機能を持っています。重要なタスクを簡単に整理し、忘れがちな作業をAIがリマインドしてくれるため、スケジュールやタスクの管理が大幅に楽になります。特に複数のタスクを並行して進めている場合、効率的なタスク管理は生産性向上につながるでしょう。

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    議事録の作成

    有料版のCopilotには、Teamsによるオンライン会議の内容を記録し、議事録を自動で生成する機能が備わっています。会議中の発言や決定事項を整理し、要点をまとめた議事録を迅速に作成することができるため、議事録作成に人的コストを割く必要がなくなります。議事録作成にかかる時間を削減できれば、その分を他の作業に当てられるため生産性を高めることができるでしょう。

Microsoft Copilotを利用する時の注意点

Microsoft Copilotを利用する時の注意点

Microsoft Copilotは便利なAIアシスタント機能ですが、利用に際していくつかの注意点があります。有効に活用するためにも次の内容については押さえておきましょう。

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    回答内容が正しいとは限らない

    Copilotは非常に高度なAIですが、生成される回答や提案が常に正しいとは限りません。出力される情報が誤っていたり、中立的な立場でない回答が得られる場合もあるので注意しましょう。特に、専門的な分野や最新の情報に関しては、AIが提供する情報が正しくない可能性もあります。そのため、重要な判断をする際には必ず情報の真偽を確認し、AIの出力結果をしっかりと精査することが大切です。

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    最大限活用するには費用がかかる

    Copilotの基本的な機能は無料で提供されていますが、より高度な機能やカスタマイズされたサービスを利用するためには、有料版のMicrosoft 365が必要です。Copilotとは別にランニングコストが発生するため、有料版を契約するかどうかは事前によく検討しましょう。無料版での利用方法では物足りない場合や、ビジネスニーズに合わせてCopilotを最大限活用したい場合は、有料プランがおすすめです。

まとめ

CopilotはMicrosoftが提供するAIアシスタントです。Windows11の標準機能として搭載されている他、Web版のCopilotであれば誰でも無料で使用することができます。チャット形式での情報検索だけでなく、パソコンの設定などもCopilotですることができるため、使い方によっては作業効率の向上につながるでしょう。有料版のMicrosoft 365と連携することで、議事録や資料の作成、タスク管理などより高度な使い方をすることも可能です。今後はAIの活用が当たり前になってくる可能性もあるため、今のうちから慣れておくことをおすすめします。

Copilotに関するよくある質問

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    Microsoft CopilotとChatGPTの違いは何ですか?

    どちらもOpenAIのGPT技術を利用していますが、CopilotはMicrosoftが提供するAIアシスタントで、Web検索との連携やWindows・Microsoft 365への統合が特徴です。ChatGPTはOpenAI独自のサービスで、それぞれ異なるエコシステムで動作します。

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    Microsoft Copilotは無料で使えますか?

    はい、基本機能(テキスト生成・Web検索・画像生成)は無料で利用できます。有料版のCopilot Pro(月額3,200円)ではGPT-4への優先アクセス、Copilot for Microsoft 365(月額3,750円/ユーザー)ではWord・Excel・PowerPointとの連携が使えます。

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    Windows 11でCopilotを使うにはどうすればよいですか?

    Windows 11ではタスクバーのCopilotアイコンをクリックするか、キーボードのWindowsキー+Cで起動できます。また、専用のCopilotキーを搭載した一部のキーボードからワンタッチで呼び出すことも可能です。

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    Copilot+ PCとは何ですか?

    Microsoftが定めたAI PC認定規格で、40TOPS以上のNPU搭載が条件です。Copilot+ PC対応モデルではリアルタイム翻訳・画像生成・Recall(画面記憶)など特別なAI機能が利用できます。


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