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ノートブックの自作はパーツがあれば可能
デスクトップパソコンと同様に、ノートブックも自作自体は可能です。ノートブックを自作するには部品集めなどで時間がかかりますが、苦労した分の醍醐味が味わえるというメリットもあります。ここでは自作に必要なパーツや、組み立てキットを使用した方法を紹介します。
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自作でそろえるパーツ部品
ノートブックを自作するには、組み立てに使用するパーツ部品を自分でそろえる必要があります。きちんと作動するパソコンを組み立てるには、デスクトップパソコンと同様に最低限以下のパーツ部品は欠かせません。
・パソコンケース
・マザーボード
・電源ユニット
・CPU
・CPU クーラー
・メモリ
・グラフィックボード:
・OSノートブックの場合は、他にも液晶パネルやキーボードに加えて上半身と下半身を繋ぐヒンジなども必要です。DVD や Blu-ray Disc™ を使用したいなら対応した光学ドライブも必要です。
これらのパーツ部品は、ノートブック用をそろえる必要があります。デスクトップパソコン用はサイズが合わずに使用できない場合があるので注意しましょう。
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組立キットで自作ができる
ベアボーンという組み立てキットを使用する方法もあります。ベアボーンはパソコンケースとマザーボード、電源ユニットがセットになっているキットです。自分で選んだ CPU やメモリーを追加することで比較的簡単に好みのパソコンを自作できます。
ベアボーンに含まれているパーツ部品は商品によって異なるため、自分でそろえる必要あるパーツはキットに違う点には注意が必要です。セットパーツが少ないベアボーンはパーツ構成の自由度が高いメリットがありますが、作成の難易度は高くなります。「自作したいが 1 から組み立てるのは不安……」という方におすすめです。
ノートブックの自作はメリットよりデメリットが大きい?
ノートブックも自作は可能ですが、実際にはあまりメリットはありません。比較的難易度が低いベアボーンを使用して、個人でノートブックを自作するのは難しいとされています。作業の難易度や費用面を考慮すると、メリットよりもデメリットのほうが勝るのが実情です。
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ベアボーンのデメリット
小型のものが多いため、搭載できるパーツは限られるのがベアボーンのデメリットです。組み立ての自由度や拡張性が高いのが自作の長所ですが、ノートブックタイプでは大まかな構成が決まっているため好きなパーツを組み込むのは難しい面があります。
高性能なグラフィックボードはサイズが大きい物が多いため組み込めず、電源の容量が小さいことも相まって満足できるスペックを実現できるとは限りません。どちらかというと、自分好みのパソコンを制作することよりも手軽にパソコンを組み立てることを楽しむ工作キットとしての面が強いキットです。
また、ノートブックの場合はベアボーンを使用しないとケースから制作しなければならないため、 3D プリンターなどが必要になります。自作の難易度が大きく上がるため、あまり現実的とは言えません。ノートブックを自作するには自由度と拡張性、制作難易度のトレードオフになります。
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費用が高くなる可能性
一般的なスペックのノートブックの自作に必要な費用は、10 万円程度と言われています。しかしパーツの価格は時期によって変動するため、10 万円前後で組めるとは限りません。ジャンクパーツを使用すれば費用を抑えてパーツをそろえることもできますが、品質や安定性の面で不安が残ります。
性能にこだわれば必要な費用も増えるため、一概にいくらで組めるとは言えないのが現実です。現在は低価格で高スペックなノートブックが多数流通しているため、場合によっては自作するよりも既製品を購入したほうが安く済むこともあります。自作する前には「自作と購入のどちらがお得なのか」を確認することも大切です。
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初心者はデスクトップの自作がおすすめ
ノートブックの自作はメリットよりデメリットが大きいことから、自作する醍醐味を味わいたいならデスクトップがおすすめです。デスクトップパソコンは使用できるパーツの種類が豊富で、必要な機能を満たした自由度の高い組み立てができます。
自作の難易度が低く、パーツの役割や機能の違いを勉強しながらパソコンの構造を知る良い機会にもなるでしょう。完全に自作することに不安がある方は、既製品のパーツを交換するところから始めるのがおすすめです。
パーツの取り付け方に慣れておけばパソコンの構造にも詳しくなり、パソコンが壊れたときの修理にも役立ちます。ノートブックの自作を検討している方も、まずはデスクトップタイプから始めるのが良いでしょう。
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【結論】ハイスペックな
ノートブック PC は購入がお得ノートブックの自作は不可能ではありませんが、制作難易度や費用を考慮すると既製品を購入するのがお得です。 BTO のノートブックなら自分の好みに合わせたカスタマイズができるので、自分の手で組み立てるという点以外は結果的に自作と変わりません。
プロに組み立てを依頼できるので 「組み立てたのに動作しない」 といったことが起こりにくく、自作するよりもリスクが低いこともメリットです。
自作はキットに沿って組み立てるかパーツの寄せ集めになるため、近年人気の薄型ノートのようなマシンを組み上げるのは困難です。費用や労力に見合った結果を得るのは難しいので、ノートブックが欲しい場合は完成品の購入をおすすめします。
まとめ
ノートブックの自作は可能ですが、制作難易度や費用の面でおすすめはできません。使用できるパーツも限られるため、拡張性が高いという自作の長所を発揮しにくい点もデメリットです。同じ費用をかければ同等以上のスペックの既製品が購入できるケースが多いので、ノートブックはメーカー品を購入することをおすすめします。 レノボはコストパフォーマンスに優れたノートブックを多数取り揃えています。ラインアップが幅広くてノートブックのカスタム自由度も高いので、きっとお好みのパソコンを見つけられるでしょう。ノートブックをお探しの際は、国内パソコン出荷台数 NO.1 のレノボ製品をご利用ください。
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