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ゲーミングPCの魅力とは
ゲーミングPCとは、名前の通りゲームをプレイするのに適した性能を備えたパソコンのことです。 CPUやグラボなど、一般的なパソコンよりも高性能なパーツを搭載しており、3Dの美麗なグラフィックを滑らかな動きで描画することができます。 ゲームをプレイするのに特化した仕様となっていますが、ゲーミングPCはゲーム以外の用途でも使うことができます。一般的な事務作業はもちろんのこと、動画や3D映像の編集といったクリエイティブな作業でもその力を存分に発揮してくれるのもゲーミングPCの魅力です。要求する操作に対してパソコンのスペックが足りていない場合、カクつきや遅延が発生して正常に動作しない可能性が高くなります。ゲームを軽快にプレイするためには、ゲーミングPCが必要不可欠なのです。
まずはゲーミングPCのスペックを左右する6つのパーツを確認
まずは、ゲーミングPCのスペックを決定づけるパーツについて確認しておきましょう。ゲーミングPCのスペックを左右する主な6つのパーツは、次のとおりです。
・CPU
・メモリ
・グラフィックボード
・ストレージ
・CPU冷却装置
・電源ユニット これらのパーツを組み合わせることで、ゲーミングPCのスペックが大きく変動します。ここでは、それぞれのパーツの役割や特徴、具体的な選び方などについて解説します。
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CPU
CPUとは、PCの演算を行う「頭脳」に相当する部品です。PC全体の処理性能を決定づける存在なので、ゲーミングPCを選ぶときはCPUのスペックをよく検討することが大切です。
低スペックのCPUを搭載しているPCでゲームをプレイすると、求められる処理量に対してCPUの仕事が追いつかずに、カクつきや遅延が発生しやすくなります。
近年市場に出回っているCPUは、主に「Intel」と「AMD」の2つの会社が製造しています。インテルの「Core i」シリーズは、Core i5、i7、i9、AMDの「Ryzen」シリーズは、Ryzen 5、7、9などが主流です。共に、後ろの数字が大きくなるほど処理性能が高いCPUです。
ゲーミングPCのCPUは、最低でも「Core i5の11世代以上」や、「Ryzen5の5000シリーズ以上」を選ぶのが望ましいでしょう。ただし、あくまでも最低ラインなので、理想としては「Core i7の11世代以上」を選ぶのがおすすめです。
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メモリ
メモリとは、CPUが処理するデータやプログラムなどを、一時的に記憶しておくためのパーツです。搭載されているメモリの容量が大きくなるほど、同時に記憶しておけるデータ量が増えるため、複数のソフトを同時に使用できるようになります。
例えば、容量の少ないメモリの場合、「現在プレイしているゲームの情報」を書き込むだけで容量がいっぱいになってしまいます。しかし、容量が大きいメモリであれば、プレイ中のゲームの情報に加えて、「ボイスチャットの処理」や「ブラウザの閲覧処理」などの情報を書き込めるため、同時に作業できる量が増加します。
ボイスチャットをしながらゲームを楽しみたい、Webサイトを見ながらゲームをしたいなどの場合は、メモリが多いゲーミングPCを選ぶことをおすすめします。
現在のところ、多くのPCゲームの推奨スペックは8GBに設定されていることが多いため、16GB程度あれば十分に動作する可能性が高いです。
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グラフィックボード
グラフィックボードは、ゲーミングPCの動作の快適性やグラフィックのクオリティを大きく決定づける、モニターへ映像を出力するために必要なパーツです。ゲーミングPCのパーツの中で、CPUと並んでスペックを左右するため、よく検討して決める必要があります。
グラフィックボードには、内部に映像関連の処理を行うための「GPU」と呼ばれるチップが搭載されています。GPUの性能は、1秒間に何コマ出力できるかを表す「フレームレート」の数値に関わります。
通常のPCにはグラフィックボードが搭載されていないため、映像処理がままならず、ゲームを正常にプレイすること自体が難しい場合が多いです。そのため、ゲームを快適に楽しみたい人は、グラフィックボードが標準搭載されたゲーミングPCを購入する必要があります。
市場に出回っているグラフィックボードとしては、NVIDIA社のGeForceシリーズや、AMD社のRadeonシリーズが代表的です。
多くのゲームでは、フレームレートが「60fps以上」出せれば快適に遊ぶことができます。そのため、ゲーミングPCを購入する場合は、60fps以上出せるグラフィックボードを選ぶことが大切です。
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ストレージ
ストレージは、ゲームのデータを記録しておくための記録媒体です。「SSD」と「HDD」の2種類があり、それぞれ特徴が異なります。
HDDはSSDと比べて安価で大容量なものが多いため、データ容量の大きい高画質な画像や、長時間の動画ファイルなどを保存する際に便利です。一方、SSDは読み込み・書き込み速度が高速ですが、HDDに比べると容量が少なく価格が高めになりやすい傾向にあります。
書き込み・読み込み速度の速さから、ゲームファイルのインストール先にはSSDを指定するのが一般的です。複数のゲームを快適にプレイしたいなら、500GB以上のSSDが搭載されたゲーミングPCを選ぶことをおすすめします。
ただし、5種類以上など、より多くのゲームをプレイしたい場合は、1TB以上の大容量のSSDも検討しましょう。ゲーミングPCの中には、SSDとHDDが両方付属している機種もあります。
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CPU冷却装置
CPU冷却装置は、文字通りCPUを冷やすためのパーツです。「空冷式」と「水冷式」の2種類があり、それぞれ冷却の仕組みが異なります。
空冷式は、冷却装置に取り付けられたファンを回転させ、CPU付近の金属板に向かって送風することで冷却を行います。一方の水冷式は、ゲーミングPCの「吸熱部」と「放熱部」に専用の冷却液を循環させて、熱の吸収と放熱を繰り返す仕組みです。
空冷式は、水冷式に比べて安価な点がメリットです。ただし、冷却性能を高めると装置も巨大化し、稼働音も大きくなります。
水冷式は冷却効率が高く、素早く本体の熱を下げられます。しかし、空冷式と比べると高価な点や、定期的な冷却液の交換が必要になる点などがデメリットです。
価格を安価に抑えたい場合は空冷式を選ぶのがおすすめですが、予算にある程度の余裕があり、冷却性能を高めたい場合は水冷式を選ぶと良いでしょう。
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電源ユニット
電源ユニットとは、ゲーミングPCの各パーツに電気を流し、稼働させるためのパーツです。一般的に、ゲーミングPCが高性能であるほど消費電力量は増加します。そのため、ハイエンドモデルのゲーミングPCになればなるほど、電源ユニットも高性能なものを用意する必要があります。
電源ユニットの性能を表す数値は「変換効率」と呼ばれており、この数値が高いほど、少ない電力でゲーミングPCを稼働させることができます。また、流す電力を少なく抑えられるため、発熱を抑制でき、ゲーミングPCのパーツを劣化させにくくする働きもあります。
電源ユニットの変換効率は、「80Plus」という規格に則ってグレード分けされています。ゲーミングPCを購入する際は、グレードを参考に、搭載されている電源ユニットの変換効率を確認しましょう。
■80Plusの規格一覧
TITANIUM:94%
PLATINUM:92%
GOLD:90%
SILVER:88%
BRONZE:85%
STANDARD:80%
ゲーミングPCに必要なスペックの目安
ゲーミングPCに必要なスペックは、遊びたいゲームの処理の重さや、グラフィックに求める精巧さなどによって大きく異なります。 最低限の動作で遊べれば構わないという場合は、ある程度スペックを抑えられますが、精細な動作や高解像度を求めるのであれば、ハイエンドモデルなどの高スペックなPCを選ぶ必要があります。
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最低限のスペックで購入する場合の基準
これまでゲーミングPCを購入したことがなく、まずはゲーミングPCの動作感を体験してみたい方や、予算を抑える目的で最低限のスペックのものを購入したいという方は、下記のスペックを最低ラインに選ぶと良いでしょう。
CPU:Core i5以上
GPU:GTX 1070以上
メモリ:16GB
SSD:250GB以上(HDDが1TB以上付いているものだと尚良い)
電源:80PLUS認証のものただし、本格的に遊ぶとなると、ゲームの種類によっては上記のスペックでは心もとない場合もあります。できれば少し予算を多めに見積もって、最低限のスペックよりは1~2段階高めのスペックのものを購入するのがおすすめです。
最低ラインよりも少し上のスペックで揃えるなら、下記で紹介する「ライトゲーマー」の項を参考に購入を検討しましょう。
低めのスペックに合わせてゲーミングPCを購入すると、思ったよりも快適性が低く、結果的に買い替えの費用がかさむ可能性があります。また、ゲームのアップデートによって必要スペックが上がったときに、ゲームが正常に動作しなくなるおそれもあります。
ヘビーゲーマーは処理性能の高いハイエンドモデルを選ぼう
本格的にゲームを極める人は、スペック重視で性能の高いゲーミングPCを選ぶのがおすすめです。予算は高めになりますが、快適なゲームプレイや高解像度の精細なグラフィックを実現できます。 ハイエンドモデルを選ぶのであれば、下記のスペック以上の機種を検討すると良いでしょう。 ヘビーユーザーなら、CPUはCore i7以上、できればCore i9を選ぶと、大抵のゲームが快適に動作します。また、グラフィックの精度を左右するグラフィックボードは、RTX 2070、RTX 3080、RTX 3090などのハイエンドモデルが適しています。これらのグラフィックボードなら、4Kなどの高精細な映像にも対応可能です。尚、グラフィックボードの「RTX」の後ろに付いている「3070」などの数値は、大きくなるほど性能が高くなります。 現在市場に出回っているゲーミングPCは、16GBのメモリが搭載されている機種が主流なので、16GBあれば通常の使用には問題ありません。 データ量の多いゲームをプレイすることも考慮して、SSDは500GB以上あると安心です。
CPU:Core i7以上(Core i9だと尚良い)
GPU:RTX 3070以上
メモリ:16GB
SSD:500GB以上(HDDが1TB以上付いているものだと尚良い)
電源:80PLUS認証のもの
ライトゲーマーはCore i5以上で予算と相談
まだそれほどゲーミングPCを使ったことがない方や、これから初めてゲーミングPCを購入する方は、下記のスペックを目安に揃えるのがおすすめです。 ゲームの種類にもよりますが、Core i5でも多くのタイトルが快適に動作します。特に最新世代のCPUは日に日に進化を重ねており、Core i5であっても、旧世代のCore i7の処理能力に匹敵するものもあります グラフィックボードは最低限のスペックが「GeForce GTX1650」または「GTX1660」以上なので、少し上のGeForce GTX1660 SUPER以上だと、処理に余裕が出るでしょう。 前述のハイエンドモデルと同様に、メモリは現状16GBの機種が主流なので、16GBあれば問題ありません。 ゲーミングPCを使っているうちに他のゲームを遊びたくなる可能性もあるので、SSDは500GB以上あると安心です。また、ゲーム以外に画像や動画を保存することも考慮すると、1TB以上のHDDが付属している機種ならさらに使い勝手が良くなります。
CPU:Core i7以上(Core i9だと尚良い)
GPU:RTX 3070以上
メモリ:16GB
SSD:500GB以上(HDDが1TB以上付いているものだと尚良い)
電源:80PLUS認証のもの
ゲーミングPCのスペックを選ぶときのポイント
ゲーミングPCのスペックを選ぶときに、基準になるポイントはいくつかあります。遊びたいゲームの推奨スペックや解像度から必要なスペックを考えるほかにも、予算を最優先して購入するなど、自分の状況に合った方法を選びましょう。 ここでは、ゲーミングPCのスペックを選ぶ際に押さえておきたい、代表的な3つのポイントを紹介します。
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遊びたいゲームの推奨スペックから考える
遊びたいゲームがあらかじめ決まっている場合は、プレイしたいゲームの必要スペックと推奨スペックを確認し、それに合わせて購入するゲーミングPCを選ぶ方法がおすすめです。
ゲームの必要スペックと推奨スペックは、公式サイトなどから確認できるので、ゲーミングPCを購入する前に調査しておきましょう。
必要スペックとは、「そのゲームが正常に動作する最低限のスペック」を表します。そのため、必要スペックの水準でゲーミングPCを選ぶと、ところどころで動作が重く感じられたり、高い解像度でゲームを遊ぶのが難しかったりする可能性があります。
一方の推奨スペックは、「そのゲームが快適に動作するスペック」を表したものです。より快適にゲームをプレイしたいのであれば、推奨スペック以上のゲーミングPCを選ぶことをおすすめします。
必要スペックに近いゲーミングPCを購入するのは、どうしても予算が限られている場合の最終手段と捉えておきましょう。
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遊びたいゲームの解像度から考える
遊びたいゲームの解像度を基準に、購入するゲーミングPCを選ぶのも方法のひとつです。多くのゲームでは、プレイ中の画面の解像度を任意で設定できますが、主な選択肢は「フルHD」「WQHD」「4K」の3種類あります。
希望の解像度でゲームをプレイするためには、その解像度をスムーズに再現できるスペックのゲーミングPCを購入する必要があります。
一般的に、フルHD、WQHD、4Kの順に処理する情報量が増え、ゲームの動作は重くなります。そのため、高い解像度でプレイしたいのであれば、ハイスペックなゲーミングPCを購入しなければなりません。スペックが不足していると、希望の解像度よりも設定を落とした状態でプレイしなければ、快適に動作しない可能性が高いです。
ただし、WQHDや4Kの高精細な映像でゲームを楽しみたい場合、モニターもその解像度に対応していなければならないので注意が必要です。対応しているモニターを持っていない場合は、ゲーミングPCと併せてゲーミングモニターの購入が必須です。
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予算に合わせて考える
スペックよりも、予算を重視して購入するゲーミングPCを選ぶ方法もあります。
ゲーミングPC一式(ゲーミングPC本体、モニター、マウス、キーボード等)の相場は20~30万円程度ですが、ゲーミングPC本体を購入する際に安価な機種を選べば、総額20万円以内に抑えることも可能です。
予算が限られていても、どうしてもゲーミングPCを購入したいという方は、予算の中で最適なスペックのものを購入しましょう。また、初めてゲーミングPCを購入するため、最初から高額な機種を選ぶのは不安が大きいという方も、まずは予算を優先してゲーミングPCを体感する方法は有効です。
とはいえ、ゲーミングPCで快適にゲームプレイを楽しむなら、基本的にはスペックに妥協せず、少し予算に余裕をもって選ぶのがおすすめです。スペックを落として安価なゲーミングPCを購入すると、結局はスペック不足で快適にプレイできず、買い替えなければならなくなる可能性があります。
BTOパソコンと自作パソコンはどちらがおすすめ?
結論としては、BTOパソコンと自作パソコンなら「BTOパソコン」を選ぶのがおすすめです。 BTOパソコンとは、PC専門店がBuilt To Order(受注生産)で販売しているPCのことです。ゲーミングPCにおいては特に一般的な購入方法で、ユーザーニーズに合わせてさまざまなパーツを組み合わせることができ、手軽でありながらカスタマイズ性に優れているのが特徴です。 一方の自作パソコンは、ユーザーが自分でPCの稼働に必要なパーツを購入し、任意のスペックでPCを組み立てます。希望通りのゲーミングPCを再現できるため、こだわりが強い人に向いている方法です。 自作パソコンの作成には、正しいパーツの選定や組み立て知識が必要になります。そのため、初心者には扱いが難しく、スペックにこだわっていくと価格も高額になりやすい点がデメリットです。 初めてゲーミングPCを購入するなら、既に用意された選択肢をベースにして、一部をカスタマイズできるBTOパソコンが望ましいでしょう。
ゲーミングPCのよくある質問
初めてゲーミングPCを購入するときは「本当に必要なのか」「安く手に入る方法はないか」など、さまざまな疑問が浮かんできますよね。ここでは、ゲーミングPCに関するよくある質問についてQ&A形式で解説します。ゲーミングPCの購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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安いパソコンや普通のパソコンでも
ゲームを遊べる?価格の安いパソコンや一般的なパソコンでは絶対にゲームをプレイできないかといえば、必ずしもそうとは限りません。たとえばカードゲームやテーブルゲームなど、比較的動作が軽めのジャンルであれば、問題なくプレイすることはできるでしょう。しかし、FPSやMMOのようなジャンルのゲームではカクつきや遅延がひどく、快適とは程遠い動作感にストレスを感じてしまう可能性が高いでしょう。可能であれば、ゲーミングPCの導入をおすすめします。
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中古のパソコンを買っても大丈夫?
ゲーミングPCは一般的なパソコンよりも価格が高いため、できれば安く手に入るとうれしいですよね。しかし、ゲーミングPCに関しては中古での購入はおすすめできません。なぜなら、パソコンのパーツは消耗品であるため、過去にどの程度稼働させたかによって残りの耐用年数も変わってきます。たとえ安く購入できたとしても、すぐに故障してしまってはかえって高くついてしまうかもしれません。特に個人売買の場合は保証も無いため、メーカーから新品を購入することをおすすめします。
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ゲーミングPCは
ゲーム以外の用途にも使えるの?ゲーミングPCはゲーム以外の用途でも使うことができます。むしろ、高性能なパーツを搭載しているため、仕事や趣味で使う際にも快適な動作を期待できるでしょう。ゲーミングPCが1台あれば、書類作成や動画鑑賞、クリエイティブ作業、ゲームなどさまざまな用途で使うことができます。仕事と趣味でそれぞれパソコンを分けるよりも、1台あたりのコストは高くてもゲーミングPCを導入した方がコスパが良いといえるかもしれません。
ゲームを快適にプレイできるおすすめのゲーミングPC 4 選を紹介
ここまで、ゲーミングPCのパーツや必要スペックについて解説してきました。とはいえ、初めてゲーミングPCを選ぶ方の中には、「結局どの機種を買えば良いの?」と悩んでしまう方もいらっしゃるでしょう。 そこで、初心者でも購入しやすく、ゲームを快適にプレイできるおすすめのゲーミングPCを4つ紹介します。
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IdeaPad Gaming 370i
Lenovo IdeaPad Gaming 370iは、第12世代インテル® Core™ プロセッサーのCPUを搭載した、16型のゲーミングノートPCです。ノートタイプなので持ち運びにも便利で、外出先でも快適なゲームプレイを叶えられます。
グラフィックボードには精度の高い映像処理が可能な「NVIDIA® GeForce RTX™ グラフィック」を搭載し、ゲーミングノートPCでありながら、負荷の高いゲームも高フレームレートで滑らかな動作を実現できます。
16GBのメモリと512GBのSSDが搭載されており、スタイリッシュなデザインで使用場所を選びません。「デュアルファン&4方向排気」を取り入れた最新の冷却機能が備わっているため、高負荷な処理を行っても素早くパソコン内部の温度を下げることができ、パーツの劣化を最小限に抑えられます。
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Legion Pro 5i Gen 8 16型
(第13世代Intel® Core™)Legion Pro 5i Gen 8 16型(第13世代Intel® Core™)
Legion Pro 5i Gen 8は、第13世代のインテル®Core™ プロセッサーを搭載したゲーミングノートPCです。WQXGA IPS液晶とFHD IPS液晶に対応した16.0型液晶で、ノートPCでありながら精細なグラフィックを楽しめます。
グラフィックボードには「NVIDIA®GeForce RTX™ 40シリーズ」を採用しており、「NVIDIA® GeForce RTX™ 4050 6GB GDDR6」または「NVIDIA® GeForce RTX™ 4060 8GB GDDR6」から選択可能です。
最適な冷却を実現するための先進のサーマルテクノロジー「Legion ColdFront 5.0」という独自の冷却技術が搭載されており、高負荷時にも、パフォーマンスを低下させずにゲームプレイを継続できます。
ゲーミングノートでもデスクトップ型に近い、ハイスペックな性能を体感したい方におすすめです。
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Legion Pro 7i Gen 8 16型
(第13世代Intel® Core™)Legion Pro 7i Gen 8 16型(第13世代Intel® Core™)
Legion Pro 7i Gen 8は、WQXGA対応の16型ゲーミングノートPCです。第13世代インテル® Core™ i9 プロセッサーのCPUを搭載しており、ゲーミングノートでハイエンドモデルの高い処理性能を実感できます。
同機種には「Legion AIエンジン+」が搭載されており、画期的でハイパフォーマンスなゲームプレイを実現してくれます。このエンジンは、ユーザーがゲームを起動すると自動的に動作の構成を認識し、直ちにゲーミングPCを最適なシステムパフォーマンスに整えることが可能です。
PCゲームにはCPUを中心に使用するものと、GPUの稼働が占める割合が大きいものがありますが、Legion Pro 7i Gen 8はどちらのパターンでも自動認識し、最高のパフォーマンスを発揮します。
サウンドやキーボードも快適で没入感のあるゲームプレイを促す設計になっており、ヘビーユーザーにとっても満足できる1台です。
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Legion Tower 5 Gen 8
Legion Tower 5 Gen 8は、AMD Ryzen 7000シリーズを搭載したパワフルな性能を持つゲーミングPCです。スペックが重視されるeスポーツなどでも快適に利用できるハイエンドモデルで、配信しながらのゲームプレイにも軽々と対応できます。
空冷式の冷却ファンには効率的に筐体を冷却するための工夫が施されており、CPUとグラフィックボードが高速で動いている間も、温度の上昇幅を抑えることが可能です。
また、メモリには読み書きが高速な「DDR5-5600 SDRAM UDIMM」が採用されているため、高速な動作を必要とするスペックのゲームや、動画・CG制作などの場面でもマルチな活躍が期待できます。スロットは最大128GBまで拡張できるため、他のプレイヤーに対する高い競争力を獲得できます。
USB 3.2 Gen2 x 2、USB 3.2 Gen1 x 4、USB 2.0 x 2、USB3.2 Gen2 Type-C x 1の豊富なインターフェースが用意されており、周辺機器の接続にも困りません。
まとめ
ゲーミングPCのスペックを左右する6つのパーツを知っておくことで、プレイしたいゲームに適した1台を選ぶことができます。プレイしたいゲームの「必要スペック」と「推奨スペック」を事前に調べておき、可能な限り「推奨スペック以上」のゲーミングPCを購入することをおすすめします。 ゲーミングPCのスペックを選ぶ際は、推奨スペックをもとに購入する以外にも、遊びたいゲームの解像度を基準にしたり、予算に合わせて考えたりする方法があります。自分の状況や希望条件に合わせて、適切な方法で購入する機種のスペックを選定しましょう。 初心者の方は、自作パソコンではなくBTOパソコンを選ぶと失敗しにくくなります。今回紹介した機種も参考に、お気に入りの1台を選びましょう。