目 次
デスクトップパソコンを選ぶポイント
デスクトップパソコンを選ぶときのポイントには、自宅の設置スペースの広さ、CPUの性能、メモリの容量などさまざまなものがあります。それぞれのポイントについて解説し、デスクトップパソコンを選ぶときにどのようなものを選べばよいのかを紹介します。 自分に合ったパソコンを購入するため、しっかりとチェックしましょう。
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設置スペースでタイプを選ぶ
――タワー型、スリム型、一体型デスクトップパソコンを選ぶとき、ポイントとなるのが設置スペースです。デスクトップパソコンには、大きく分けてタワー型、スリムタワー型、一体型の3種類があります。それぞれの設置スペースを解説します。
また、タワー型とスリムタワー型の場合は、別途ディスプレイの設置スペースも必要です。
・タワー型:必要なスペースが大きい。机のうえに置くと作業スペースを圧迫する。拡張性が高い。
・スリム型:必要なスペースが小さい。机のうえにおいての作業スペースを圧迫しない。拡張性は低い。
・一体型:必要なスペースが小さい。ディスプレイの設置スペースが不要。拡張性はほとんどない。 -
CPU選びの決め手は?
――高性能Corei7~CeleronまでCPUはパソコンの性能を左右する、もっとも重要なパーツです。CPUを発売しているメーカーは、インテル®とAMDの2社があり、CPUの性能は、グレードを示す名称でおおまかに判断できます。
高性能のCPUほど高価になるため、パソコンの購入予算と使用用途との兼ね合いで、搭載するCPUを選びます。
グレード インテル®のCPU AMDのCPU エントリー Celeron
Pentium
Core™ i3Athlon
Ryzen™ 3ミドル Core™ i5 Ryzen™ 5 ハイエンド Core™ i7 Ryzen™ 7 さらにハイエンド Core™ i9 Ryzen™ 9 -
メモリは多いほどよいけど高くなる
――最低でも16GBは必要?パソコンのメモリは多ければ多いほどよいです。少ないと大量のデータを扱うような作業ではメモリの容量が不足し、ストレージへのアクセスが頻繁に起こります。快適に使うのであれば、16GB以上のメモリが必要です。8GBは必要最低限の容量のため、複数のソフトを同時に起動するような場合は、メモリ不足を感じるでしょう。
ゲーム、動画編集、画像加工などメモリを大量に必要とする場合は、32GBを最初から搭載することをおすすめします。
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ストレージはSSDとHDDどっちがよい?
――早さ・容量・価格がポイントストレージには、SSDとHDDの2種類があります。特徴としてSSDは高速アクセスが可能ですが高価です。対してHDDはアクセスが遅いものの、安価で大容量のものを搭載できます。パソコンの快適性を考えたら、SSDを選びましょう。Windowsやソフトの起動も高速で、快適さはHDDとは比べものになりません。
SSDの欠点である価格も、容量の小さいものを選ぶことで解消できます。ゲームや動画編集などでパソコンを使うのでなければ、256GBもあれば充分です。OneDriveやGoogle Driveなどのクラウドストレージを活用すれば、容量不足に悩まされることはないでしょう。
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ゲーマーならこだわりたいGPU
――内蔵GPUでも充分な人も多いCPUとはグラフィック処理専用のプロセッサーです。最新のゲームを楽しむのであれば、高性能なGPUを搭載したグラフィックボードは欠かせません。ただし、高性能なグラフィックボードは非常に高価なうえに、タワー型のように拡張性の高いパソコンが必要です。最新のゲームを楽しむつもりでパソコンを購入するのであれば、最初からゲームに特化したゲーミングPCがおすすめです。
一般的なビジネス用途であればグラフィックボードは必要なく、CPUに内蔵されているGPUでも性能は充分です。
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中古パソコンには要注意
――安いけどリスクもあるパソコンは決して安い買い物ではないので、中古パソコンの価格が気になるかもしれません。しかし、中古パソコンの購入には注意が必要です。内部のパーツが劣化しているなど、見た目からはわからない不具合があり、購入してすぐに壊れてしまうおそれがあります。メーカーの保証もなく、基本的に購入店が対処することになります。
トラブルが起こったときに自分で対処できる人でなければ、どんなにお買い得だったとしても、中古パソコンは購入しないほうがよいでしょう。
用途別おすすめのデスクトップパソコン
デスクトップパソコンを選ぶときのポイントがわかったら、次は自分に合ったパソコンを選びましょう。どういった用途でパソコンを使うのかが決まっていれば、購入すべきパソコンがわかります。 用途に合ったレノボのデスクトップパソコンも併せて紹介しますので、ぜひ購入を検討してください。
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ビジネス・学習メインなら安いパソコンでも大丈夫
主にビジネスで書類作成をしたり、Webサイトを閲覧したりといった用途でパソコンが必要なら、高性能でなくても問題ありません。パソコン全体の性能が向上しているため、書類作成など負荷のかからない作業であれば、エントリークラスでも問題なく対応できます。CPUはCore™ i3、メモリは8GBが目安です。
より快適に使うのであれば、メモリを16GB以上にするのがおすすめです。これくらいのメモリがあれば複数のソフトを同時に起動しても、ストレスなく快適に動作します。
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おすすめのデスクトップパソコン
Thinkstation Pシリーズ -
クリエイティブに使いなら
性能だけでなくデザインにもこだわりをパソコンはビジネスだけでなく、クリエイティブな用途でも活用できます。動画編集、イラストの作成、3Dモデルの作成、作曲など、多くのクリエイターがパソコンを活用して作品をつくっています。
クオリティの高い作品をつくるには、それだけ高性能のパソコンが必要です。特にストレスなく作品づくりに取り組むには、大容量のメモリやSSDを搭載できるものがよいでしょう。クリエイターが使うのにふさわしいデザインも優れたパソコンや、一体型でデスク周りがすっきりする一体型パソコンもおすすめです。
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ゲームを楽しむなら高性能が欠かせない!
パソコンでゲームを楽しむ人が増えています。家庭用のゲーム機ではなくパソコンでゲームを楽しむメリットは、同じゲームでもハイクオリティな映像を体験できることです。高性能なグラフィックボードを搭載すれば、4Kの高解像度ディスプレイでパソコンでしか楽しめないクオリティでゲームを遊べます。ただし、そういった映像体験のできるグラフィックボードは非常に高価です。
しかし、フルHDであればグラフィックボードの価格も落ち着いているので、興味がある程度の人でもおすすめです。
レノボの通販サイトならカスタムで自分好みにできる!
レノボ通販サイトでは、販売しているパソコンのカスタマイズが可能です。販売しているパソコンだとちょっと物足りないという人におすすめです。もっとメモリがほしい、ストレージ容量を増やしたい、メディアカードリーダーがほしいなどの希望を、パソコンをカスタマイズすることで実現できます。自分の要望にぴったり合うパソコンが購入できるので、Webサイトでカスタマイズしてみましょう。