サマー・インターンシップ2009

   


2009年8月、Lenovo大和研究所では就業体験型インターンシップを開催しました。今年はバングラデシュ・日本・中国の3カ国から大学生・大学院生が参加してくれました。ここではプログラム内容と参加者の様子をご紹介します。




参加者・配属職種・条件
参加者 理工系学生8名 (学士課程、修士課程、博士課程所属)
職種 機構設計、電気設計、ソフトウェア開発、ソフトウェア製品保証
期間 2009年8月18日から2~4週間
条件 時給1,000円、交通費支給、地方学生には宿泊施設を用意(一部自己負担)
全体スケジュール
大和事業所
1日目午前 オリエンテーション・基礎研修
1日目午後 部門配属
最終日午後 成果報告会
左の写真は会場となった大和事業所
(神奈川県大和市)
初日:目標設定
1日目午後、部門に配属されるとすぐにインターンシップ中の個人目標設定を行います。
ソフトウェア開発に配属された学生は、
  1. 働くことの理解、
  2. スケジュール管理能力の習得、
  3. ヒューマンネットワークの構築を目標にしました。
配属中の様子
電気設計(PC電力測定コース)では、実際に使用する電力測定機器を作成しました。基本的に自分で問題解決することが望まれますが、どうしても突破できない難問にあたった時などは、先輩社員にアドバイスを受けながら何度もトライ&エラーを繰り返しました。
最終日:成果報告会

最終日には、期間中の個人成果・目標達成度を発表しあう成果報告会を行いました。所属長・先輩社員の前で20分の個人発表を行いました。

参加者の感想文

MUEED M Aさん:東京大学 工学部電子情報系B
The 4 week long internship program was a great experience for me. My task was to construct a system of laptop battery lifetime testing tool. I had to start from scratch and my seniors at lenovo helped me a lot. There were times when my code was not working, there were times when my machine was not functioning properly. But finally I managed to overcome the difficulty through a planned approach. This was the best thing I learned at lenovo :Planning a schedule. I would highly recommend this lenovo summer internship to anybody who is looking for an internship opportunity.

佐藤智哉さん:明治大学 理工学部機械工学科
私は機構部門でのインターンシップに参加し、ThinkPadについての理解を深めました。期間中はThinkPadの分解・試験・講義・実験など幅広く経験しました。そこで印象的だったのはThinkPadを信頼のあるビジネスツールにするための社員のアイデアや設計の深さを知ったことです。堅牢性やデータ保護の信頼性、使いやすさ、外観など目に見えない部分や数値では表せないユーザビリティーといったものをどこまでも追求し、より良いThinkPadを作るという開発姿勢や努力を知ることができました。特にサーマル機構においては、性能やスペース性の向上を図るだけではなく使用環境に適ったファンにするための検討が自分の想像を超えていて、とても惹かれるものがありました。2週間は大変短いものでしたが、レノボというグローバル企業を通して多くの経験や広い知識を得ることがでました。

中田宗文さん:電気通信大学大学院 電気通信学研究科 電子工学専攻
3週間のインターンシップでは、電気設計部門でThinkPad用デバッグツールの開発を行いました。同じくインターンシップ生の肥後さんと共同で開発を行い、ハードウェアとソフトウェアとで役割分担を行いました。分業しつつもお互いにアドバイスしあいながら開発を進め、チームでの開発の体験や、実際に開発現場で行われているというPDCA(plan-do-check-act)サイクルを体験することができ、非常に有意義な経験となりました。また、機能を実装する前に仕様をしっかり固めて文書化しテスト結果を分析することによって、製品開発の効率が上がることが良く分かり、研究や趣味の製作を行う際にも参考にしたいと感じました。開発以外にも、電気通信大学OBの社員の方とディスカッションする機会や、ThinkPadの信頼性テストの現場などを見学する機会があり、毎日充実したインターンシップ生活を送ることが出来ました。

肥後明豪さん:明治大学 理工学部電気電子生命学科
3週間にわたり、電気設計グループでThinkPad用デバッグツールの開発を行いました。私はインターンシップ生の中田さんとチームで開発を行い、目標や分担を決め、仕事を行っていく中でコミュニケーションの重要性を学ぶことができました。また実際に開発をスケジュール通りに進めることと、期間内に必ず終わらせるということの難しさ・大切さを学ぶことが出来ました。実際の現場で働くということを通して、仕事のこと、社会人としての事など社員の方々と話すことができ、私にとって必要なものが分かった気がします。また、職場の雰囲気は非常によく、非常に楽しい時間を過ごすことができました。インターンシップでの貴重な経験を活かして、残りの大学生活をよりよく過ごしていきたいです。

湯逸純さん:早稲田大学大学院 情報生産システム研究科 情報生産システム工学専攻
私が在籍しているキャンパスは大変留学生が多く、国際色豊かなキャンパスです。多国籍の学生から学ぶこともたくさんありますが、この夏は社会経験を積むためにも積極的にインターシップに参加し製品の生産・開発の現場に全力で働くということ、研究成果が実ビジネスに結びつくという企業の流れを感じ取りたいと思い、品質保証グループで3週間のインターンシップに参加しました。私の業務はオートテストシステムScriptの作成と、実際にThinkPadを使用して、自分の経験に基づいて学生目線のオリジナルユーザーシナリオテストケースの設計を行うことでした。短い期間ですが、8カ国の方と一緒に仕事することができ、大変有意義でした。それと同時にレノボのグローバルな開発環境と、その中でのコミュニケーションの大切さも実感しました。今回のインターンシップを通じて、以前の自分より一歩前に踏み出せることができたと思います。

徐遠さん:慶應義塾大学 理工学部情報工学科
私はソフトウェア開発部門で2週間のプログラムに参加し、ユーティリティソフトウェアの改善提案を行いました。期間中は社員と同じように出社し、同じ環境で働き、「外」の立場ではなく、「中」の立場でレノボという会社を体験することが出来ました。社員との1対1のミーティングでは、様々な話題についてディスカッションし、最終的には社員20人の顔と名前を覚えることが出来ました。社員は皆それぞれ異なる価値観を持っていますが、同じ理由でレノボで働いています。それは大和研究所でThinkPadを楽しく開発しているからだと感じました。インターンシップで身につけた知識・経験を勉強にも、そして仕事にも生かし、今後も成長していきたいと思います。

井上紗希さん:上智大学 理工学部機械工学科
この度のインターンシップは2週間という短い間ではありましたが、これまでアルバイトや大学経験したことと、社会人として働くということとの違いに関して真剣に考えるいい機会を得ることができました。期間中は、ThinkPadの機構設計についての様々な講義や、実際の製品品質に関する試験等に関わることができ、新しい知識が身につきました。レノボは会社全体の雰囲気も明るく、とてもいい環境で過ごすことができました。

逢坂有さん:上智大学 理工学部機械工学科
私は機構設計部門のインターンシップに参加しました。学校では決して体験できない、実際の企業での研究開発に直に関わることができる非常に良い機会だと思い応募しましたが、結果としてまさにこの希望をかなえることができたインターンシップだったといえます。各実習ではノートPCの分解組み立てやプレゼンテーションを通じてスキル面の向上がはかれたと共に、レノボの製品コンセプトを明確に理解することができました。特にサーマルの実験に携わることができたのは非常に大きく、各実験の測定方法からレポートの製作方法などは非常に勉強になり、企業での研究の雰囲気を体験することができました。また期間中は社員の方々と交流をもてる機会が多く、開発途中での苦難ややりがいなど、普段は聞くことができない様々な話を聞けたことはとても良い体験となりました。2週間という短い期間ながら非常に多くのことを学ぶことができ、様々な貴重な経験が出来たことは自分の将来とって、大変有意義なものとなりました。

大室健さん:慶應義塾大学大学院 理工学研究科 総合デザイン工学専攻 後期博士課程
私がレノボのインターンシップを希望した理由は、単に知識向上を目的としたわけではなく、知識・経験を実際の開発現場でどのように利用しているのかを知りたかったからです。将来の目標を決めかねている人や、進路に悩んでいる人などは一度企業で働くという経験をしてみることをお勧めします。今回のインターンシップでは、普通の企業見学では分からない、現場の雰囲気を感じることが出来ました。